自信満々なキャラとその発言10選―「3分あれば心臓へメスを入れてみせる」ブラック・ジャック
漫画にはさまざまなキャラクターが登場しますが、その中でも自分の優れた部分を自覚しているキャラクターは発言にもそれが表れるものです。そこで今回は、漫画に登場する自信満々なキャラの発言を集めてみました。
●「3分あれば心臓へメスを入れてみせる」ブラック・ジャック
⇒『ブラック・ジャック』手塚治虫
これは『ブラック・ジャック』の「死への一時間」というエピソードに登場するせりふです。死の医者「ドクター・キリコ」の持っていた安楽死用の薬を誤って飲んでしまった母親を救うため、ブラック・ジャックは開胸手術に挑みます。
母親の死へのタイムリミットが近づく中、ブラック・ジャックはこう言うのです。さすが天才外科医ブラック・ジャック! 自分の技術に対する自信があふれていますね。
●「海賊王に おれはなる!」モンキー・D・ルフィ
⇒『ONE PIECE』 尾田栄一郎
モンキー・D・ルフィとその仲間たちの大冒険を描いた『ONE PIECE』 。今や世界的な大ヒット漫画ですが、その中でもこのルフィのせりふは最も有名なのではないでしょうか。ルフィの決意と自信がこのせりふにみなぎっていますね。
●「全然なってない すべてやり直せ」リヴァイ兵長
⇒『進撃の巨人』諫山創
『進撃の巨人』は、人を食う巨人と人類の戦いを描いた人気漫画です。リヴァイ兵長は調査兵団の部隊を指揮する人物で、百戦錬磨の強者(つわもの)。これは、本作の主人公・エレンが担当した掃除をチェックした際のせりふです。兵長自身のきれい好きの表れでもありますが、普段から傲岸(ごうがん)不遜な兵長にきっぱりこう言われるとやり直すしかないですね。
●「わかった……やってみよう」デューク・東郷
⇒『ゴルゴ13』さいとうたかを
『ゴルゴ13』は、世界を股に掛ける超A級スナイパー「ゴルゴ13」ことデューク・東郷の活躍を描いた漫画です。依頼の現場に現れたときは「用件を聞こうか」で始り、案件を引き受けたときには、このせりふとともに去っていくことが多いのです。
「わかった……やってみよう」の言葉上はそこまでの自信を感じさせるものではありませんが、ゴルゴさんが「やってみる」と言えば、それは必ず結果が出るということです。このちょっと柔らかい言い方にその自信と余裕が表れているのではないでしょうか。
●「あンた、背中が煤けてるぜ」竜
⇒『麻雀飛翔伝 哭きの竜』能條純一
『麻雀飛翔伝 哭きの竜』は、鳴きまくって高得点の役を作るという、雀士「竜」の活躍を描いた漫画。とにかく神懸った鳴きを見せ無敵なのです。これは竜が相手を見切ったときに言うせりふ。天才・竜だから言える渋いせりふです。
ちなみにこの漫画がはやった当時、雀荘では鳴いて鳴いて、揚げ句に1,000点で上がる人が大量に見られたそうです(笑)。
●「俺様は天才だ。努力なんかしたことねぇ」爆岡弾十郎
⇒『ノーマーク爆牌党』片山まさゆき
『ノーマーク爆牌党』は、「爆牌」という正体不明の打ち方で、瞬く間にマージャン界の全てのタイトルを制覇した爆岡弾十郎と、ひたむきな努力でそれに挑む鉄壁保の闘牌を描いた作品です。一人称が「オレ様」という天才・爆岡の面目躍如なせりふがこれです。
●「おまえは勝てない……勝つことはできないのだ」帝釈天
⇒『百億の昼と千億の夜』原作:光瀬龍/作画:萩尾望都
『百億の昼と千億の夜』は人と神との戦いを描いた作品。萩尾望都先生の描くキャラクターの美しさとそのスケールの大きな話が大きな魅力です。このせりふは神と戦う道を進もうとする阿修羅王に、帝釈天が言うせりふです。帝釈天のバックにはこの宇宙を支配する神の秩序があります。その自信が帝釈天にこう言わせるのです。
●「あの子は天才よ…!」月影千草
⇒『ガラスの仮面』美内すずえ
『ガラスの仮面』は演劇界を舞台にした大河漫画です。主人公・北島マヤはその天賦の才を発揮し、さまざまな苦難を乗り越えていきますが、そこには演劇界のサラブレッド、これまた天才といわれる姫川亜弓との戦いが待っていたのです。
これは、マヤの恩師である月影先生がマヤの才能について聞かれて答えたせりふです。自身も天才な大女優・月影先生がきっぱりと自信満々にこう言うのです。天才は天才を知るということなのでしょう。
●「さからうものは死けい! アハハ。いい気もちだ。」ジャイアン
⇒『ドラえもん』藤子・F・不二雄
もはや説明するまでもない国民的漫画『ドラえもん』。これは、「大男がでたぞ」というエピドードの中に出てくるジャイアンのせりふです。いつもの公園の土管の上で、このせりふを言いながら悦に入るのですが、小学生だというのにロクなこと言いませんね、この子は(笑)。ジャイアンの自信が最大限に発揮されたせりふでしょう。
●「世に覇者はひとり」ラオウ
⇒『北斗の拳』原作:武論尊/作画:原哲夫
『北斗の拳』は世紀末を舞台に、伝説の北斗神拳の伝承者・ケンシロウの戦いを描く漫画です。ケンシロウと同じく北斗神拳を使うラオウは、この世界で「世紀末覇者」を名乗る最強の男です。このせりふは、そのラオウが実兄カイオウに言ったものです。自分の力への絶対の自信が表れていますね。
いかがだったでしょうか。やはり、天才、強いキャラクターは、このような自信満々なせりふを残すものですね。自信が過信になって、墓穴を掘らないようにしたいものです(笑)。
(高橋モータース@dcp)