弱点は隠さなきゃいけない:杉作J太郎「美しさ勉強講座」連載4 (2/3ページ)

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もしくは子ども。親と一緒に買い物に来て、たいてい泣いてる子どもは物を買ってほしいんだね。
 それで親が「買ってあげない」とか「それダメだ」って、言われた瞬間にさっきまで一緒にスーパーマーケットに来てたのしかったはずの子どもが、急にもう「うわー!」みたいなね、「もう買ってくれなきゃ死んじゃう死んじゃう!」みたいなね。
 じゃ、その「買ってくれなきゃ死んじゃう」っていうのが本当に事実なら買わなきゃ死ぬってことは、それがなかったら死ぬっていうか弱点なんだけど、そんなね、オモテに出して泣いたりわめいたりするわけないのでね、ま、たいていああいうのは子どもは買ってほしいために猿芝居をしてるわけだね。

 で、その猿芝居と同じような猿芝居っていうのがやはりこの性交時における女性のね、悶え。
 よくね、ビデオなんか見てると女が「ああー、ああーん」って悶えてるけどね、現実にはね「ぼくの彼女あんなに悶えませんよ」って、言うけどね、それはそうなんだよ。
 それが現実なんだから。お前は気が狂ってるのかって思うのは、AVのほうが言っておきますけど、フィクションですよ。 「現実の彼女あんなに全然、悶えないんだよね」って、そりゃそうだよ。それが現実だから。ま、ちょっと話が長くなりそうだけど、ちょっとしておくとね、そこで本当に勘違いするバカがいるんだね。
 フィクションのほうに合わせて擦り寄っていくバカがいる。だから「俺は下手なのかもしれない」とかね。それで悶える彼女と出会ったりとかね、すごいいやらしい彼女とかと出会うとね、喜びまくるバカがいるんだよ。
「やったー! ついに俺はちゃんとあえぐ女と出会った!」って。100%騙されてます。ご愁傷様でしたっていう。
 そういういやらしい女とか工口い女に「出会いました!」って、俺に報告して次に2、3ヶ月後に会ったあとにその女性と続いてる男というのは、ま、だいたい1割だね。で、その1割は女がほかに男がいることに気がついてないだけというね。

 ま、お粗末な一席だったな、今回は。

【杉作J太郎:プロフィール】
すぎさく・じぇいたろう  
漫画家。愛媛県松山市出身。

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