毎年1千人前後が救急搬送!もしも…の際に覚えておきたい「乳幼児の誤飲・応急処置法」3つ

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毎年1千人前後が救急搬送!もしも…の際に覚えておきたい「乳幼児の誤飲・応急処置法」3つ

乳幼児って本当になんでも口に入れたがりますよね。

口に入れて危険なものを子どもの傍に置かないようにしているママは多いと思いますが、それでもヒヤッとした瞬間があったのでは?

実際、東京消防庁管内で誤飲や窒息で救急搬送されている乳幼児は、毎年1千人前後いるとのこと。一日平均3人もの乳幼児が救急搬送されていることになるんです。

飲み込んだものによっては、重大な事故となる恐れも……。

そこで今日は、乳幼児の誤飲を防ぐために気をつけたいこと、そして万が一起きてしまったときに知っておきたい応急処置法についてお伝えします。

■知っておきたい乳幼児の誤飲・窒息の事実

東京消防庁管内で平成19年から平成23年までの5年間に、誤飲や窒息で搬送された乳幼児は、5,738人。発生頻度としては、“落ちる事故”や“転ぶ事故”に次いで、なんと第3位となっています。

場所は、“家”が全体の9割以上を占めています。誤飲は家庭内で起こることが圧倒的に多いんですね。

時間帯では、17時~21時が最も多くなっています。

搬送された際、9割以上が軽症ですが、427人の乳幼児が入院を必要とする中等症以上と診断され、36人は生命に危険がある重症以上と診断されているとのこと。

年齢別では0歳児が最も多く、成長とともに救急搬送は減少していくようですが、2歳児でも重篤・重症となった事例もあり、やはり3歳ぐらいまでは油断禁物です。

■乳幼児の誤飲・窒息原因ベスト3

東京消防庁によれば、実際に救急搬送された乳幼児の誤飲・窒息の原因トップ3は以下の通りです。

1位・・・食品

2位・・・おもちゃ(玩具)

3位・・・タバコ

重篤や重傷と診断されたものを挙げると、0歳の子がスーパーボールを飲み込んでしまった事例や、1歳の子がプチトマトをそのまま飲み込んでしまい呼吸ができなくなった事例、2歳の子がゴム風船を誤飲し呼吸困難になったり、ピーナッツを口に入れたままジャンプをして遊んでいて誤飲した事例などがあります。

食品による誤飲・窒息でいうと、筆者は息子が1歳のとき、パンを口に詰めすぎて苦しそうにして焦ったという経験があります。飴玉やプチトマト、ピーナッツはもちろん、パンやちくわなど粘着性のあるものにも注意です。

その他、気をつけたいのが、電池。特にボタン電池は、乳幼児の電池による誤飲・窒息で最も多いのです。

電池を飲み込んでしまうと、窒息だけでなく、食道内に留まることで体の組織を壊す危険もあるとのこと。恐ろしいですね。

乳幼児はトイレットペーパーの芯(39mm)を通る大きさのものなら何でも口の中の入れて飲み込んでしまう可能性があるとのことですから、今一度、身の回りのものを見直してみましょう。

■万が一誤飲したら……?知っておきたい3つの応急処置法

もし子どもが誤飲してしまった場合、どうすればいいのでしょう?

喉に詰まらせて呼吸が困難になっている場合、救急車を呼ぶのはもちろんですが、その前に家庭での応急処置も大切になります。

以下に年齢別の応急処置法を載せましたので参考にしてください。

(1)乳児・・・背部叩打法(はいぶこうだほう)

保護者の手で子どもの顎と首を固定し、腕にまたがせて、頭が下向きになるように支えて、背中の真ん中を平手で4~5回叩く

(2)幼児・・・背部叩打法変法(はいぶこうだほうへんぽう)

保護者は立て膝の姿勢をとり、うつぶせにした子どものみぞおちを圧迫するようにして、太ももに乗せる。子どもの頭を下げた状態で背中を平手で4~5回叩く

(3)年長児以上・・・ハイムリッヒ法

子どもを後ろから抱き抱えて、腹部を上方へ圧迫する

いかかでしたか。

十分に注意しているつもりでも起きてしまうのが事故。家庭での誤飲対策はいつでも怠らないようにしたいですね。

万が一起きてしまっても、パニックにならず、今日ご紹介した応急処置法を家庭のどこか目の留まりやすい場所に貼っておくなどして、落ち着いて対応できるようにしておきましょう。 

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