かぜ? 喘息? 副鼻腔炎? 子どもの咳は、重要なサインです。 (2/2ページ)
原因はウイルス感染によるものが多く、原則は咳止めや、痰が出やすくなるような薬などで様子をみます。
高熱で膿性痰(のうせいたん)がある場合や、黄色や緑などの色がついた痰がある場合は、細菌感染も考えられますから、抗菌薬(こうきんやく)を内服します。子どもだけではなく、大人にでもみられる病気のひとつです。
その4:肺炎 発熱、咳、痰などが主な症状です。子どもが患う肺炎の原因(原因微生物)は年齢によって異なります。
新生児期には、B群連鎖球菌、大腸菌などの腸内細菌、 1~2歳では、多くのウイルス、肺炎球菌・インフルエンザ菌といった細菌が多いようです。2~6歳では、肺炎球菌・インフルエンザ菌、肺炎マイコプラズマ・肺炎クラミジアといった菌が多く、学童期以降では、肺炎球菌やインフル工ンザ菌が少なくなり、肺炎マイコプラズマ・肺炎クラミジアが主な原因とされています。
その5:百日咳 特徴的な咳や、長引く咳が主な症状です。乳児に多い病気とされていましたが、最近は学童期以降や成人にもあることがわかってきました。治療には抗菌薬(こうきんやく)を投与します。
いずれにせよ、症状が重傷化しないためにも、咳が続く場合は早めに病院を受診することが大切です。
(監修:医師 佐藤 留美)