80年代映画の名ぜりふ、英語で10選―「また来る」 I'll be back. ⇒『ターミネーター』
1980年代のアメリカ映画には数々の傑作があります。今でも、当時の傑作を忘れられないという人はたくさんいらっしゃるでしょう。今回は、80年代アメリカ映画に登場した名ぜりふをご紹介します。
●「お客さんだよ!」
Here's Johnny!
⇒『シャイニング』(1980年)
スティーブン・キングの同名小説を、名匠スタンリー・キューブリックが映画化した『シャイニング』。雪のホテルに閉じ込められた一家の恐怖の体験を描きます。だんだん気がおかしくなっていく主人公がついにはおのを持って、妻と子供を追いかけ回します。このせりふはおかしくなったパパのせりふです。怖いですね。
●「E.T. おうち 電話」
E.T. phone home.
⇒『E.T.』(1982年)
『E.T.』は、スティーブン・スピルバーグの世界的大ヒット作で、80年代を代表する映画の一つです。アメリカのとある町外れの森に宇宙船が着陸します。宇宙船は去ってしまうのですが、宇宙人が一人取り残されていたのでした。この宇宙人と少年エリオットとの交流を描いています。これは、宇宙に戻るため、電話をかけたいというE.T.のせりふです。徐々に英語を覚え、カタコトでしゃべるようになるE.T.がいじらしく思えるシーンです。
●「ちょっと……ここで待ちゃいいんだ……ほんのちょっと……何が起こるか見ようじゃないか」
Why don't we just... wait here for a little while... see what happens?
⇒『遊星からの物体X』(1982年)
アメリカ南極基地に、ノルウェー基地から一匹のイヌが逃げてきます。ノルウェー基地の隊員がそのイヌを撃とうしていたのですが、助けてやるのです。ノルウェー基地に行ってみると火災で壊滅していて、氷の中から何かを掘り出した跡があります。それは何万年も前に墜落したUFOで、そこから未知の生物が回収されていたのです。本作は、その未知の恐るべき生物との戦いを描いた映画。このせりふはラストに主人公マクレディがつぶやくもの。何か得体の知れないことが起こる予感がしますね。
●「オレはいつも本当のことしか言わん。うそをつくときでも、だ」
I always tell the truth. Even when I lie.
⇒『スカーフェイス』(1983年)
『スカーフェイス』はキューバ難民としてアメリカに入国し、暗黒街でのし上がっていく男の生きざまを描いた傑作です。主人公アントニオ・モンタナを演じたアル・パチーノのど迫力の演技が光ります。このせりふにも土性骨が感じられますね。
●「平凡なる者どもよ……私はおまえを許そう……私はおまえを許そう……お前たち全てを許そう」
Mediocrities everywhere... I absolve you... I absolve you... I absolve you... I absolve you... I absolve you all.
⇒『アマデウス』(1984年)
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの半生を、アントニオ・サリエリの回想というスタイルで描いた映画です。天才モーツァルトをねたみながらも、誰よりも彼の才能を理解しているサリエリの悲劇が胸に迫る作品です。このせりふは、年老いたサリエリが車いすに乗りながらつぶやくせりふです。そこには凡人の悲しみと諦めがあふれてます。
●「また来る」
I'll be back.
⇒『ターミネーター』(1984年)
未来からやってきた殺人マシン「ターミネーター」と、人類の未来を賭けて戦う男女の物語です。ターミネーターを演じたアーノルド・シュワルツェネッガーはこの映画の大ヒットで一躍スターになりました。これは、警察署で門前払いを食らった際のターミネーターのせりふです。本当にスグやってくるのですが(笑)。
●「いつかね」
Someday.
⇒『フットルース』(1984年)
シカゴからレン・マコーマックという高校生が中西部の田舎町に転校してきます。その町では聖書の教えが大きな影響力を持つところで、ロックなどの若者向けの音楽が禁止されていたのです。レンは友人を巻き込みながら「卒業パーティー」を企画するのですが……という物語です。このせりふは、レンに引かれるエリエルの「Do you wanna kiss me?」(私にキスしたい?)に答えたせりふです。こんな格好いいことを言ってみたいものですね。
●「保証するよ」
I guarantee it.
⇒『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985年)
高校生マーティは、近所の発明家ドク・ブラウンが製作したクルマ型タイムマシンで30年前にタイムスリップしてしまいます。1955年にはまだ結婚していない両親がいましたが、未来の母親が自分に恋してしまってさあ大変! どたばたを乗り越えてマーティは無事に未来へ帰れるか? というお話です。このせりふは1955年の母親に「Marty, will we ever see you again? 」(また会えるかしら?)に答えたものです。
●「だけど、それがどうした? 変わってないヤツなんかいないよ」
Yeah, but so what? Everybody's weird.
⇒『スタンド・バイ・ミー』(1986年)
『スタンド・バイ・ミー』はスティーブン・キングの短編集の本のタイトルです。本作は、この中の一遍を元にしています。4人の少年が鉄道の線路伝いに死体探しの旅に出掛けるという物語です。少年たちはそれぞれトラウマを抱えていて、このひと夏の体験が少年に与えたものを詩情豊かに描きます。このせりふは少年の一人、クリスのものですが、友達のゴードンが「オレって変なのかな」と気にしているのに答えたせりふです。少年たちの温かい友情が感じられますね。
●「イピカイエーだ、クソ野郎が」
Yippee-ki-yay, motherfucker.
⇒『ダイ・ハード』(1988年)
クリスマスに別居している妻をロサンゼルスに訪ねた、ニューヨーク市警のジョン・マクレーン。ところが、妻が勤務している会社の入っているビルをテロリスト集団が占拠します。ジョンの孤独な戦いが始まる……という物語です。
このせりふは、テロリストのヘッドであるハンスに、Do you really think you have a chance against us, Mr. Cowboy?」(お前は本当にわれわれに刃向かえると思ってるのか、カウボーイ?)と聞かれて、答えたものです。
「yippee-ki-yay」は、ロデオでカウボーイが口にする言葉。振り落とされまいとするときに言うのです。「カウボーイ」というハンスの挑発に乗ったわけです。「振り落とされねえよ!」と。
いかがだったでしょうか。あなたが好きな映画は挙がっていましたでしょうか。あなたは80年代のアメリカ映画ではどんな作品が好きですか? また、その映画のどんなせりふがお気に入りでしょうか?
(高橋モータース@dcp)