【冴え女シリーズ(4)】[真面目すぎるサラリーマンの恋]9話(後半)「俺はどうですか?」 (2/3ページ)
とにかくそんなわけで、そういう基本的なマナーがしっかりしてる人かな」
浅野「しっかりしてる人ですかぁ」
吉田「ついでに付け加えるのであれば、真面目で誠実で働き者で周りに気配りできて面倒見もいい人だとなお良しだな」
浅野「ははは、先輩条件多すぎ」
吉田「ははは、そうかもな」
浅野「俺はどうですか?」
吉田「浅野かぁ・・・そうだな・・・・しっかりしてるな」
浅野「お、やった」
吉田「でも、その分、気弱で騙されやすくておっちょこちょいだな」
浅野「せんぱーい」
吉田「ははは、浅野はこれからもっと良い男になれってことだ」
浅野「精進します」
吉田「じゃあ今度は浅野の番な、どんな女性がタイプなんだ?」
浅野「俺ですか・・・俺は・・・俺のこと想ってくれる人がいいです」
吉田「それって最低条件じゃないか?お互いに想ってるからこそ付き合うんだろ?」
浅野「まぁそうなんですけど、ちょっと前の彼女がいろいろありまして」
吉田「それって聞いても大丈夫なやつ?」
浅野「あ、別にそんな重い話じゃなくて、よくある話ではあるんですけど」
吉田「うん」
浅野「ちょっと俺が勝手に気に病みすぎちゃったって話なんです」
吉田「じゃあ聞いていい?」
浅野「いいですよ。さっき話してた学生時代の人を信頼できなくなったって言うのが実はこの話なんですけど」
吉田「3、4年くらい前か」
浅野「はい、そこで出来たのが人生初の彼女だったんですよ」
吉田「おぉ!」
浅野「でも、そこに行くまでにちょっと前置きのもろもろがありまして」
吉田「うん」
浅野「そこから話すと長くなっちゃうんですけどいいですか?」
吉田「いいぞ。あ、じゃあ飲み物頼んでおこう。浅野の大事な思い出話だからな」
浅野「はは、そんな大事なものでもないんですけどね。