過労死ゼロへ…「過労死等の防止」のための対策に関する大綱がついに決定 (2/2ページ)
とはいえ、対策をみると、現状は“啓発”や“相談”、“支援”がメインということで、ちょっと弱さを感じる。雇用者に対する罰則なども規定してほしい。将来的には調査研究にもとづいたより効果的な対策を期待したい。
ただ、いまだに世の中には“睡眠時間を削ってでも長時間働く”ことが“がんばっている”と見なされる馬鹿げた風潮が残っていると感じる場面も多い。そういった考え方を啓発によって変えていくことは必要だろう。睡眠時間を削ると、能率が下がってミスが増えるといったデメリットが大きい。
それと、あくまでも個人的な意見ではあるが、「過労死しそうな職場なんかやめちまえ」と言いたい。だいたい過酷な労働を強いられるのは20~30代が多い。それくらいの年齢ならじゅうぶんリスタートは可能だ。資格をとったっていいし、事業を始めたっていい。フリーランスは楽じゃないが、過労死する心配はまずない。
【参考】
※厚生労働省「過労死等の防止のための対策に関する大綱(平成27年7月24日閣議決定)の概要」
※厚生労働省「過労死等の防止のための対策に関する大綱」