0~3歳児のなんと4割がアレルギーもち!「普段食べているモノ」の落とし穴と誤食を防ぐ方法
子どもにアレルギー疾患があると、毎日の生活を送る上でママの心配はつきないですよね。デパートやスーパーの惣菜、加工食品、お友達からもらうおやつ、外食……など、様々なシーンにキケンは隠れています。
特に、重い症状を持つ子どもにとって、誤食は命に関わる大問題。呼吸困難やショック症状で死に至る場合もあるからです。
今回は、子どもの誤食を防ぐ方法についてお伝えします。
■3歳までの食物アレルギーの割合は「16.7%」!
東京都が昨年、3歳児に対しておこなったアレルギー疾患調査によると、3歳までにぜんそくやアトピー、食物アレルギーなどのアレルギー疾患にかかっている割合は、なんと約4割。
中でも、食品アレルギーの割合は、16.7%と毎年増加傾向にあります。今やアレルギー疾患は、決して特別なことではなくなっていることが伺えます。
■誤食のシチュエーションTop3
同調査によると、食品アレルギーと診断された子どもの4人に1人が誤食の経験があることがわかりました。
実際にどのようなシチューションで起こったかと言うと、
(1)自宅・・・69.0%
(2)外食先・・・33.8%
(3)親戚・友人宅・・・22.5%
という結果となっています。もっとも誤食が起こりやすいのが意外にも“自宅”。中でも誤食につながりやすいのが、加工食品です。なぜ加工食品で誤食が起こりやすいのか、続いて見落としやすい加工食品のラベルの見方についてご紹介します。
■「加工食品」の落とし穴
例えば、ポテトサラダを購入した場合、“マヨネーズ”との表示はあっても、マヨネーズの原料となる“卵”までは、表示されないことがあります。
同様に、菓子を購入した場合、“乳”と表示されずに“ホエイ(乳由来)”などと表示される場合もあります。
このように、ラベルをパっと見ただけではアレルギー物質の有無をすぐに判断することが難しいことがあるので、ラベルの見方には細心の注意を払った方がいいでしょう。
■飲食店や惣菜は「食品表示」の義務がない!
調査では外食先での誤食も目立ちますが、量り売りの惣菜や飲食店では食品表示の義務がありません。
大手のファストフードやファミリーレストランでは、ウェブ上でアレルギー情報の一覧を開示していることが多いので、事前にチェックしておくとどの食品が安全かわかりやすいでしょう。
また、商店街の惣菜屋さんなどでは、迷った時にお店の人にたずねてみると安心かもしれません。
よく行くお店なら、お店の人も子どものアレルギーとなる食材が入っていないものをおススメしてくれたりと、何かと気にかけてくれたりします。
いかがでしたか。
「アレルギーは現代病」などと言われることもありますが、古くは紀元前5世紀、古代ギリシャでは気管支喘息の症状が見られたようですし、同じ時期に“ある人の食べ物は、他の人の毒となる”という言葉も残されています。
にも関わらず、出された食事がアレルギーで食べられないことで、年配の世代から「今の子はデリケート」なんて言われてママが深く傷ついたという話も筆者は聞いたことがあります。
世の“ごちそう”が、一部の人にとっては命をおびやかすものにもなりうることを想像し合える社会であって欲しいものです。