紗栄子、小雪、神田うの…芸能人ママの“インターバブル”最前線

デイリーニュースオンライン

写真は紗栄子のインスタグラムより
写真は紗栄子のインスタグラムより

 芸能人の子供といえば、年中マスコミに取り上げられているのが“お受験”、そしてインターナショナルスクールへの入学。近頃では神田うの(40)、小雪(38)、紗栄子(28)、木下優樹菜(27)、伊東美咲(38)ら有名女性芸能人による“インターバブル”が起きていると、9月3日発売の『女性セブン』(小学館)が報じている。

特別扱いされないのが魅力

 元来、インター志向の強い芸能人は多く、宇多田ヒカル(32)や関根麻里(30)など自身がインター出身の有名人をはじめ、木村拓也(42)・工藤静香(45)夫妻、本木雅弘(49)・内田也哉子(39)夫妻、鈴木保奈美(49)、安室奈美恵(37)、三船美佳(32)、Rikaco(49)、吉川ひなの(35)といた多くの芸能人も、子供をインターナショナルスクールに通わせる選択をしている。

 そもそもインターナショナルスクールとは、「法令上特段の規定がなく、一般的には英語により授業が行われ、外国人児童生徒を対象とする教育施設」。そのため必然的に英語力が身につく利点はもちろん、昨今顕在化する“いじめ”問題を心配する芸能人にとって、特別扱いされない環境が好意的に受け取られているようだ。

 しかしインターは「各種学校」扱いのため、女性セブンによると神田うのの娘が通う「国際バカロレア」資格の認定校以外、ほとんどのインターでは高卒資格を得るために大検を取らなければならない。

「しかも助成金がもらえないため学費が高く、管理費や施設使用料などを含めてプレスクール(保育園)から小学校卒業までにかかる授業料は最低2000万円とも言われています。中学・高校へ進学すればさらに数千万円がかかり、卒業後は多くの生徒が海外留学をするため、子供1人分の教育費で都内に立派なファミリータイプのマンションが購入できますね」(インター詳しい週刊誌記者)

 セレブしか入れない憧れの存在……インターがそう受け取られるのも、無理ない話だ。

 しかし、いいことばかりではない。日本の学校のように偏差値や難易度で測れる基準がないため、スクールによって教育レベルによる学力差が大きいのも問題だという。

「英語と日本語のどちらでも高度な内容の小説を理解できなかったり、論文を書けなかったり、結局は中途半端というバイリンガルならぬ“セミリンガル”になってしまった人も多い。また親も日常会話程度の英語を話せないと、学校との連携や家庭教育もうまくいきません」(前出・記者)

 というから簡単ではなさそうだ。

 芸能人に限らず、「子供にグローバルな視点を持たせたい」と思う気持ちは理解できるが、もちろん英語が話せるだけでは通用しない。子供の性格に向いているか、将来はどういうフィールドで仕事をして欲しいか、家庭環境はどうかなど、インター問題は多角的に考える必要がありそうだ。

(取材・文/チロル蝶子)

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