メトロや美術館は要注意!人気の旅行先ヨーロッパでスリ被害に遭わないための心得

学生の窓口

日本人が海外で犯罪被害に遭う割合が高いのはアジアとヨーロッパだといわれています。

とくに、海外旅行先で常にランキング上位を占めるヨーロッパにおいては、スリ犯罪が世界全体の62%を占めているというデータもあります。最近では、現金のみならず、スマホの盗難も急増しているそうです。

大切なのはスキをつくらず油断しないこと。「そんなことは言われなくてもわかってます!」という声が聞こえてきそうですが、現実的にはアッと驚くような手口で犯人らは旅行者のスキをついてきます。絶対に覚えておくべくケースをご紹介しましょう。

●グループで行動し子供や女性がメンバーというケースも多い

スリ犯は単独より、ペアやグループであることがほとんどです。また、犯人らは大人や男性と思いきや、子供や女性、老人が含まれていることがあります。乳幼児を抱っこしている女性がいることも。一見ワルには見えない相手であっても、けっして警戒心をゆるめてはいけません。

●「話しかけてくる」「落とす」「押す」「かける」などして気を散らす

子供が新聞をかざしながら何か話しかけてきて、それに気をとられているうちに盗られた。 背中が汚れていると指摘され、「え、どこ?」と思っているスキに盗られた。 相手がお金を落とし、あるいは撒き散らし、ハッ!としたスキに盗られた。 突然押されたり、抱いている乳幼児を押し付けられるなどし、驚いたスキに盗られた。 ケチャップなど何かをかけられ(噴きかけられることも)、ひるんだスキに盗られた。

などなど、自分ではスキを与えない体勢でいても、相手から巧妙にしかけられ、一瞬のスキをつかれてしまいます。

●電車地下鉄内は要警戒

電車や地下鉄に乗車中、スリグループに囲まれ身動きが取れない状況にされ、バッグから財布を盗られたといった手口も多発しています。ドアが開いた瞬間スリグループが駆け込んでくることがあるので、とくにドア付近には立たないようにしましょう。

●白昼堂々の犯行

こうした犯行は人目につかない夜に裏通りで多発するというのは素人考え。実際は、警戒心の薄い白昼堂々行われることが多いようです。もちろん夜道もご用心!

なお、欧州各国のスリ被害多発地点は次のとおり。※「ドロボー!」という言葉も参考までにどうぞ。

●フランス――メトロ(パリの地下鉄)、シャンゼリゼ通り、美術館

※「オヴォルール(Au Voleur!)」

●ドイツ――デュッセルドルフ中央駅、空港、地下鉄、ビアガーデン

※「アインディープ(Ein Dieb!)」

●イタリア――電車内、コロッセオ、ヴェネチア広場

※「アルラードロ(Al ladro)!」

●スペイン――地下鉄、サグラダ・ファミリア周辺、王宮

※「ラドロン(Ladrón)!」

●スイス――ホテルのロビーおよび朝食会場、空港、駅

※「アインディープ(Ein Dieb!)」

●イギリス――バッキンガム宮殿正門前広場、大英博物館

※「シーフ(Thief)!」

日中だから大丈夫、みんなと一緒だから大丈夫。そんな気のゆるみはすぐに見抜かれてしまいます。言うまでもなく、財布や貴重品をお尻のポケットに入れて歩くのは絶対NG!万が一のことがあってもリスクを最小限に食い止めるため、外出時はなるべく財布の中身を減らして出かけましょう。

参考

外務省海外安全ホームページ http://www.anzen.mofa.go.jp/index.html 『世界の今がひとめでわかる図鑑』(株式会社エクスナレッジ)
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