妊娠時は要注意! 寄生虫 "トキソプラズマ"の危険 (2/3ページ)
妊娠中の初感染の約30%が経胎盤感染し、そのうち数%〜20%に先天性トキソプラズマ症を発症します。母親が感染した時期により、先天性トキソプラズマ症の発生率と重症度は異なるのです。
いっぽう、妊娠のかなり前にトキソプラズマに感染していても、体の中に抗体ができているので、まず問題はありません。
妊娠時期による症状の違い <妊娠初期>
胎児に感染する可能性は低いのですが、重症化しやすく、流産となる場合があります。
<妊娠後期>
胎児に感染する確率は高くなりますが、症状は軽症で済むケースが多いようです。
トキソプラズマ症の症状 脳症、けいれん、水頭症、頭蓋内石灰化、網脈絡膜炎、黄疸、肝臓・脾臓の腫れなどが、見られる場合があります。
また、出生時は無症状であっても、成長とともに、発育不全、精神発達の遅れ、てんかん様発作、痙攣などが出現してくることも。大切なのは、正しい知識を身につけ、母親がもし感染している可能性があるのなら、きちんと治療を行うことです。