社会派アイドル・制服向上委員会インタビュー「会場まで殺しに行くぞと脅された」 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

「ひどい言葉はたくさん受けすぎて、最初から私たちも強い意志だったわけではなくて、“子どものくせに”とか“大人に操られている”だとか、“制服向上委員会解散しろ”って言われたりしました」(齋藤乃愛)

 中には「ブサヨ」とか、「売国奴」といった言葉も浴びせかけられたようだ。しかし、その一方で応援コメントもたくさん受けるようになった。

 そんな中、7月以降、安保法案の賛否が世間で渦巻くようになり、彼女たちも高校生グループの「ティーンズ ソウル」が主催する反安保デモなどに参加した。

 安保法案の話となると、俄然とメンバーの口調も熱くなる。

「7割以上の人が安保法案に反対しているのにその意見を聞かずに強行採決するのは本当に許せないなって思います」(齋藤優里彩)

「私のおばあちゃんも実際の戦争体験者でよく戦争の話をしてくれるんですけど、毎回言うのが“次の世代までずっと平和を守って”って言うんです。私たち世代が平和を守っていかなきゃいけないし、歌で少しでも伝えていければいいなって思いますね」(齋藤乃愛)

 歌で平和を伝えていきたいと語った彼女たちの目には迷いがない。彼女たちは10代とは思えないような、しっかりとした意見を述べた。

 実は、今回インタビューするまでは、政治的な主張は事務所が用意したもので、全て言わされているのではないかという先入観も持っていた。しかし、彼女たちは自分の頭で考え行動することをモットーに、練習以外にも毎週、「勉強会」なども催し、日々、社会勉強に励んでいるようである。

 その勉強会の際には、メンバーの何人かがあえて安保賛成派の意見に回り、討論するという試みも行い、多様な視点から物事を考えるように心がけているのだという。

 アイドルならではのかわいらしさに加え、社会と対峙する少女たち──制服向上委員会の今後の活躍に期待したい。

※当初、タイトルにて「反政府アイドル」と記載しましたが、制服向上委員会は、反政府活動ではなく、現安倍政権の政策を批判、抗議しているだけなので反政府、反体制ではありません。

(取材・文/永山あるみ)

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