いつも店の前で寝ていて邪魔だったホームレスの男性。ときには臭い日もあり、蹴って追い返したこともあった。店主にとってホームレスは邪魔なだけな存在で、「どうしてうちの前にだけ」と思うこともあった。

・多くのタイ人が涙
しかし、ある日突然、ホームレスは姿を消していたのだった。店主のために、命を落としていたのだ……。そんなドラマチックなコマーシャル動画が作られたのは、東南アジアの国タイランド。これは首都バンコクの小さな商店で起きた物語で、多くのタイ人が涙し、インターネット上で話題となっている。

・違う視点から見て真実が見える
この動画は、防犯カメラのブランド『VIZER』(クリーチャーラボネットワークソリューション)が作成したもので、ホームレスが姿を消した理由を、店主が防犯カメラの録画を見て知るというもの。目の前で起きていることだけを観ていては真実は見えない。違う視点から見ることで、真実が見えるということを伝えている。

・防犯カメラの映像ではじめて知る
店主にとって邪魔なだけのホームレスだったが、どうして彼が店の前にいたのか、どうして店の前だけいつもゴミがなかったのか、どうして臭い日があったのか、そして、どうして命を落とすことになったのか、店主は防犯カメラの映像ではじめて知るのである。

もしホームレスがいなかったら、店の損害だけでなく、店主や家族が死んでいたかもしれないのだ……。

・映像だけでも理解できる内容
このコマーシャル動画はYouTubeにも掲載され、英語の字幕がつけられ、全世界から絶賛されている。そのうち、日本語の字幕をつけてくれる人も現れると思うが、映像だけでも理解できる内容なので、ぜひとも観てほしい映像である。

・人が忘れていた何かを感じ取る
タイには、ハンカチなしでは見られないほど感動的で、悲劇すぎる物語が多数存在する。映画、コマーシャル、ドラマ、フィクション、ノンフィクション、気になる人はいろいろと観てみるといいかもしれない。そこから、人が忘れていた何かを感じ取ることができるはずだ。

https://youtu.be/S-fvxEq_3DA

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