ついやりがち!子どもに悪影響でしかない「パブロフの犬しつけ」とは?

It Mama

ついやりがち!子どもに悪影響でしかない「パブロフの犬しつけ」とは?

子どもがやってはならないことをしたとき「○○ちゃん!」「○○君!」と大声で名前を呼んだだけで終わらせたり、「ダメ!」「こら!」「いけません!」などの命令口調で言葉をかけていませんか? 実はこれって“パブロフの犬”という実験と同じで、子どもは条件反射でママの言葉に反射しているだけなんです。

今回は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が子どもを“条件反射で従わせてはいけない理由に”ついてお話しします。

■パブロフの犬って知っていますか?

パブロフという研究者が行なった有名な実験があります。

(1)犬にベルの音を聞かせる。

(2)その直後に餌を与える。犬はエサを食べながらつばを出す。

(3)これを繰り返す。

(4)すると犬はベルの音を聞いただけで、唾液を出すようになる。

要するに、この犬は最終的に”エサを食べたとき”に出すはずの唾液を”ベルの音を聞いて”出す習慣がついてしまったのです。

子どもが悪いことをしたときに「○○ちゃん!」と強い口調で脅したり、「ダメ!こら!いけません!」の命令のフレーズだけをかけていると、子どもはその言葉に反射的に反応して一瞬言うことを聞きます。ベルの音で条件反射するのと似ています。

また、「ごめんなさいは!」と謝罪を直ぐに強要すると、「謝れば済む」という悪い習慣も付いてしまいます。でも、「本当にいけないことをしてしまった」と心から反省してはいません。だから数分もしないうちに同じことを繰り返したりします。

■むやみやたらに謝らせない

「ごめんなさい」は本当にやってはならないことをして反省する時の大事な言葉としてとっておきましょう。心のこもっていない謝りの言葉を、“パブロフの犬”のように条件反射で言わせるのはやめましょうね。「なぜ謝らないといけないのか」をしっかりと子どもが納得させてから、謝るように教えましょう。

■納得しないと人は言うことをきかない

だからと言ってニコニコして「だめでしょ~」「やめなさい~」のような真剣さが伝わらない叱り方もNGです。

例えば、子どもがテーブルに上ったときは「ダメ!こら!○○君!」ではなく、ママが「あら!」とかなりびっくりした少し怖い顔をして「テーブルは足を乗せるところですか!」と語気を強めて言いましょう。

笑顔で言ったり単調な言い方ではなく”少し強め”に言うのがポイントです。すると子どもは自ら気がついて足を下ろします。これだけで少なくともその日一日は上らないでしょう。

「こら!ダメ!」のようにただ怒ってしまうだけだと、その言葉に身体が反応しただけで、子どもは心では理解していないので数分も経たないうちにまた同じことを繰り返してしまいますよ。

いかがでしたか。

会社でも単に怒鳴る上司には誰も部下は従いませんよね。「本当にそうだ」と自ら思うことで正しい行動を継続できます。子どもに対しても本人の自覚を持たせるような言い方をしましょうね。

「ついやりがち!子どもに悪影響でしかない「パブロフの犬しつけ」とは?」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る