【藤森香衣のがんコラム】Vol.8: 乳房再建手術とは (2/2ページ)
他のサバイバーの方もおっしゃっていましたが、何よりも大きいのは【喪失感がないこと】。そして、信頼できるお医者さんに巡り合えたことが、一番大切だったのだと、今は感じます。
再建を望むのであれば「ただ、膨らみがあればいい」ということではないはずです。目が覚めたときに、自分の体がどうなっているのか…それを形成外科の先生にお任せするのですから、同時再建でも二次再建でも、納得できるように知識をえることが重要です。
また、勉強会で講演された先生が「この病院では年間、どれぐらい乳房再建手術を行っていますか?」「今までの、再建した患者さんの胸の写真を見せてください」という二つは、聞いてみましょう…と、おっしゃっていました。
確かに私も病院で、本当に沢山の患者さんの手術前後の胸の写真を見せて貰いました。(もちろん、首から下の写真で、顔は写っていません。)同性でも、あんなに女性の胸を見たのは初めてです笑。そして何より、術後の皆さんの胸が美しかったのを見て、心が軽くなりました。
シリコン(インプラント)も、先生が沢山のサイズを見せて、触らせてくれ、「先生!これ、私の顔ぐらいありますよ!?」という物まであり、「世の中には、場合によって色んなサイズが必要なんだよ。」と、何でも教えてくれたので形成外科の先生と病院を信頼し、安心して再建手術ができたのだと思います。
患者さんによって個人差があり、再建ができない場合もありますが、迷っている方は、『本当にご自身のこれからの人生に、再建した胸が必要か』も見極めながら、病院や医師、専門の方々に相談してみてください。
~モデル:藤森 香衣~