本田圭佑選手のようなスーパースターを作る秘密「3C」って何?
『すごい人のすごい流儀』(伊藤正二郎著、サンマーク出版)の著者は、メジャーリーガーのダルビッシュ有選手や、サッカー日本代表の本田圭佑選手など多くのスーパースターのブランディングを担当している人物。
本書ではそんなキャリアをもとに、独自の「3C」というセルフブランディング手法について解説しています。
これがなかなかユニークなので、基本的な考え方をご紹介したいと思います。
■スーパースターをつくる技術「3C」とは?
「『スーパースター』は意図的につくることができる」と断言する著者は、社会的影響力や高感度を高める方法として、「3C」を用いているのだといいます。
聞きなれない用語ですが、長年にわたりコンテンツ価値を最大化する仕事に携わってきたなかで培ったノウハウなのだとか。
「スーパースターをつくる技術」として、公の場で話すこともあるというのですが、なんだか難しそうなイメージもあります。
が、実は意外にシンプル。「3C」には、以下のような意味があるのだそうです。
(1)Concept 「コンセプト」を決める
(2)Consistency 外見・主張・行動にコンセプトを反映し、「一貫性」を持たせる
(3)Continuity 一貫性を「継続」する
コンセプト(Concept)を決め、それを外見・主張・行動に反映させ、一貫性(Consistency)持たせる。そして、一貫性を継続(Continuity)させる。これだけです。
■「3C」は人から認知され評価される要素
なお、「スーパースターをつくる技術」がこの3つに集約されることには理由があるそうです。
人が人から認知され、評価される要素は「外見」「主張」「行動」の3つしかないから。
つまり、「どんな外見で」「どんな主張をし」「どんな行動をとるのか」が重要になるということ。
■「3C」の格であるコンセプトが共感を生む
そして、そのときに核となるのが「コンセプト」。コンセプトはその人の強みや物事に対する姿勢、雰囲気、イメージを表すもので、同時に差別化と優位性の源泉ともなるのだといいます。
だからクライアントであるアスリートの価値を高めるとき、著者もまずはコンセプトを決めるのだと明かしています。
そして決定したコンセプトがアスリートの「外見」「主張」「行動」に反映されるかどうかをもとに、すべての案件を取捨選択して決定を下すのだそうです。
つまり、こうすることによって、クライアントの一挙手一投足に一貫性を持たせることができるようになる。そしてそれを継続していくと、次第にアスリートのコンセプトが多くの人に認知され、共感につながっていくというわけです。
そしてその結果、そのアスリートの価値は最大化し、単なる「アスリート」や「スター」ではなく、「トップアスリート」「スーパースター」になっていくということ。
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ダルビッシュ有選手も本田圭佑選手も、このような考え方に基づいてブランディングされていたとは驚き。しかしこの考え方は、ビジネスにも広く応用できそうです。
興味を持った方は、ぜひ本書からそのエッセンスを吸収してみてください。
(文/印南敦史)
【参考】
※伊藤正二郎(2015)『すごい人のすごい流儀』サンマーク出版