イライラするけど、なんとなく動向が気になる女・紗栄子:ドラァグクイーン・エスムラルダ連載69 (2/3ページ)
さらに離婚した後も、二人の子どもを育てつつ(そして多額の養育費をせしめているといわれつつ)、折に触れて「セクシーショット」を披露したり、海外で豪華クルーズなんかを楽しんでいる姿をアピールしたり、武豊や香川真司、音楽プロデューサーの大沢伸一など、各界の「大物」との熱愛が噂されたりと、やりたい放題。
さぞや「イラッとしている女子も多かろう」と思いきや、そんな紗栄子のルックスや生き方に憧れるという女子が少なからずいて、一部にはカリスマ的人気があるというんだから、世の中って、やっぱりどこか、狂ってる……。
いや、わからなくはないのよ。これだけ空気を読むことを求められる社会で、あえて(?)空気を読まず、「多くの人間を敵に回そうとも、自分のあらゆる欲望(金銭欲、名誉欲、性欲、自己顕示欲……)に忠実に生きる」なんて、なかなかできることじゃないもの。おそらく紗栄子にイラッとしている人たち(アタシ含む)の多くも、心のどこかでちょっぴり「うらやましい」と思っているんじゃないかしら。
ちなみに紗栄子は今回、「ドラマ出演を決めた」ことについて、「育児がひと段落し、昔から応援してくださっているファンの皆様の『ドラマに出てほしい』という声にようやく応えることができるようになりました」とコメントしているらしいわ。
冷静に考えれば、ネットニュースで取り上げる必要性がまったくわからない、心底どうでもいい情報なのに、ついついこうしてネタにしちまったり、まったく観る気のなかった新月9を、「紗栄子の演技をチェックするためだけに、一話だけでも観てみようかな……」とか思い始めたりしているアタシ。やだ! 認めたくないけど、結局、紗栄子のことが気になってる!
まあ、なんだかんだ言いつつ、「得体の知れない小憎らしい女がいる」のって、やっぱり面白いのよね。
というわけで、紗栄子にはこれからも、空気を読まずに突っ走ってほしいわ! もちろんこれからも、紗栄子のブログとか本とかをチェックするつもりは、まったくないけどね!
【エスムラルダ:プロフィール】
えすむらるだ…1972年生まれ。94年よりドラァグクイーンとしての活動を開始し、各種イベント、メディア等に出演。