年間10万人!?介護を理由に仕事を辞める人が増加中 (2/2ページ)

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 では、このようなリハビリ介護を受けるためには、どのような選択肢があるのだろう。大きく分けてふたつある。

1、通院・通所によりリハビリを受ける
2、介護保険が使える、リハビリに特化した施設に通う

 1の場合、理学療法士や作業療法士などの専門家によるリハビリをマンツーマン
で受けられるというメリットがある半面、医療報酬に上限があるために、月に13単位(1単位は20分)しかリハビリを受けることができないというデメリットがある。
 2は、1で得られるようなメリットはないものの、提供されるメニューにほとんど制限がないため、自分に合った施設を見つけることができれば、かなり満足の高いサービスを受けることができる。

 いずれの方法を利用するにせよ、ケアマネージャーとの付き合い方が肝になると本書は説く。介護保険の利用希望者は、要介護認定を受けたあと、具体的にどのようなサービスを受けるかについて、要介護者が選択した居宅介護支援事務所のケアマネージャーに相談することができる。
そして、真に利用者の希望にかなうサービスを見つける上で大事なのは、すべてをケアマネージャーに任せきりにしないこと。双方向にコミュニケーションを取ることはもちろん、相性が悪いと思ったらケアマネージャーを替えてもらう選択肢も頭の片隅に入れておくべきだ。

 本書には、相性のいい施設を見つけ、効果的なリハビリを受けたことによって、要介護状態から再び自立した生活を送る状態にまで回復した例が多数紹介されている。ちなみに「リハビリテーション」の本来の意味は「再び人間らしい状態にすること」。介護におけるひとつのキーワードは、この「人間らしさ」なのかもしれない。
(新刊JP編集部)
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