子どもは夫の3倍大事!? 「夫が家庭で大事にされなくなっている」3つの理由
「夫と子供どっちが大事?」このような質問をされたことがある、もしくは自問自答したことがあるという人は意外に多いのではないでしょうか? 貴女ならどちらと答えますか?
家族であれば、夫も子供も大事な存在であることには変わりはありません。
しかし、母親としては、自分のお腹を痛めて産んだ“我が子”の方が大事だと答える人が多いのです。
そこで今回は、今まで6,000件以上の夫婦問題を扱ってきた筆者が、“なぜ、夫が大事にされなくなっているのか?”を考え、その原因と理由をお伝えします。
■子どもは夫の「3倍」大事!?
朝日生命保険相互会社が、全国の0歳~12歳の子供を持つ働く母親1,000名を対象に、子育てに関するアンケート調査を実施しました。その中の「自分・夫・子供を“大切に思う”比率はどうなりますか?」という質問に対しての結果が以下の通りです。
自分・・・20.8%
夫・・・17.0%
子供・・・46.7%
この結果から、母親にとって子供は、夫の約3倍大事だと思っていることが分かりました。
冒頭でも述べたように、母親が子供を大事だと思うのは、自分の“お腹を痛めて産んだ”ということもありますし、自分の“血を分けた”子供であるということにも関係しているでしょう。
つまり、“子を守る”という母親の本能が、大きく影響していると考えられます。
しかし、その本能の他に、“夫よりも子供が大事”だと母親が思う原因や理由が存在していると筆者は感じています。
■夫が大事にされなくなっている3つの理由
(1)お互いの育児や家事に対する考え方の「ズレ」
近年、パートや正社員として働いている主婦が一般的になってきました。しかし、日本の社会の傾向としては、まだまだ“家事、育児は妻がするもの”という意識が根強くあります。
20年~30年前に比べれば、だいぶ男性の意識も変わってきましたが、それでもまだ家事や育児を“手伝う”という感覚で捉えている人がほとんどです。そうすると、妻が夫に求めているサポートと、夫が思うサポートに“ズレ”が生じてきます。
妻は妻で、「自分も夫と同じように働いているのだから、家事、育児の分担も同じようにするべき」と考え、夫は夫で「妻の仕事よりも自分の仕事の方が大変なのだから、少し手伝う程度でいいだろう」と考えるのです。すると、その考え方のズレから喧嘩が増え、夫婦関係が悪化しますから、当然妻は夫を大事にする気持ちになどなるはずがありません。
(2)夫の妻への愛情表現不足
夫が妻に対して無愛想、褒めない、感謝の言葉を言わない、このような態度では、当然妻の不満が募り、夫を大事に思う気持ちにはなれません。
女性は特に、“自己好感”が満たされていないと、相手への思いやりの気持ちが失われてしまいます。“自己好感”とは、「自分は愛されている」という気持ちです。
妻の“自己好感”を満たすためには、笑顔で挨拶、褒める、スキンシップ、対話するなど、妻が笑顔で過ごせるようにすることが大切です。
(3)妻の夫への存在承認不足
いっぽう妻も自分の仕事のことや、子供の教育のことなどで気をとられ、夫に対して”無関心”になっていませんか?
夫の“自己重要感”が満たされていないと、夫の機嫌が悪い日が増え、喧嘩へと発展しやすくなります。また、自己重要感を満たしてくれる他の女性へ気持ちが傾いてしまうこともあります。
つまり、夫を大事に思えない理由を、”妻自身”が作り出しているのです。”自己重要感”とは、「自分は必要とされている」という気持ちです。夫を労い、感謝し、尊敬の気持ちを伝えることが大切です。
いかがでしたか?
あなたが夫を大事に思っていないのであれば、夫も同じようにあなたのことを大事には思っていないことが多いのです。
妻が夫を大事に思えるか否かは、全て“夫婦の信頼感”で決まると言っても過言ではありません。
夫婦関係が良好であればあるほど、夫と子供どちらが大事かなど決められないものです。