思わぬ危険につながることも!子どもの正しい「水分補給」ポイント
10月12日は “体育の日”ということもあり、お子さんの運動会や遠足などの体育行事を控えている方も多いのではないかと思います。
大人の感覚では“運動後にはスポーツドリンクで水分補給”は、珍しいことではありませんが、子どもにとって“甘い飲み物”となるスポーツドリンクで水分補給することは、思わぬ危険を伴うということをご存じでしょうか?
そこで今日は、子どもの水分補給時に注意したいポイントと、加糖飲料が子どもの体への影響についてお伝えします。
■急激に血糖値が上がる「ペットボトル症候群」って?
大量の清涼甘味飲料を飲んだあとに急に高血糖が起こり、脱水症状や意識障害を起こす、いわゆる『ペットボトル症候群』にかかる子どもが増えています
との著述が、『食の医学館』(小学館)にありますが、子どもの体は、大量の糖分を急激に摂取することで、危険にさらされることもあるそうです。
子どもの糖分摂取の目安は1日あたり20g程度が適量と言われていますが、ペットボトル入りの加糖飲料や、スポーツ飲料には、砂糖がたっぷり含まれているものが多くあります。
500mlの加糖飲料に含まれる砂糖の量は、なんと25g~50g! たった1本で1日分の糖分を優に超えてしまうなんて、ちょっとビックリですよね。
まだ体重の軽い子どもが、加糖飲料を一気飲みすることで、急激に高血糖の状態になってしまうのも頷けます。
■加糖飲料の摂取が子どもの体へ及ぼす悪影響2つ
(1)太りやすくなる
先ほど述べた通り、加糖飲料やスポーツ飲料には砂糖がたっぷり含まれています。
この糖分は、肥満を引き起こしやすくなる原因にもなります。子どもは、甘い物が大好き。一度甘い物の味を覚えてしまうと、スーパーやコンビニの棚の前を通るたびに「あれ飲みたい!」と大騒ぎすることもあるかもしれませんが、そこはママが子どもに振り回されずに「今日はおうちでおいしいおやつを食べながら、お茶を飲もうね」と上手に気をそらすことが大切です。
(2)生活習慣病にかかりやすくなる
子ども時の肥満がきっかけで、成人後に糖尿病、高血圧、高脂血症、動脈硬化、脂肪肝といった“生活習慣病”にかかる危険性が増すと言われています。
また、ペットボトル入りの加糖飲料をたっぷり飲むことでお腹がふくれ、ご飯を美味しく食べられない、中途半端な時間にお腹が空く、口当たりの良い物でお腹を満たす、という悪循環も起こってくるので、子どもの将来を考えて、小さいうちはママがしっかり管理したいものです。
いかがでしたか?
“エネルギーを供給”“ビタミンが補給できる”と言った表面上のメリットのみに着目するだけでなく、子をもつ親としてしっかりと情報収集をした上で自分の目で商品を選んでいくことが求められているように思います。
あまり気にし過ぎてあれこれと制限してしまうのも、ママや子どもにとってはストレスフルになりますが、正確な情報を知っていると知らないは大きな違いです。
子どもの将来のためにも自身での情報収集を習慣づけ、その上でジュースやスポーツ飲料を日常生活でどこまで許容するか、家庭のルール決めをしてみてはいかがでしょうか。