那覇市がダントツで1位! 沖縄の「かつお節・削り節」の支出金額と購入数量が1番の理由

突然ですが毎月24日は、「削り節の日」だということをご存じですか? 2と4の語呂合わせが「ぶし」を表しているという理由で、決められているそうです。栄養豊富で、うまみもたっぷり! 様々な楽しみ方ができる「かつお節・削り節」について、意外と知られていない驚きのデータを紹介します。
■購入数量第1位はダントツで那覇市!
今回紹介するのは、「家計調査(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(平成24~26年平均)」に記載されているデータです。こちらの「魚介類」ジャンルの中の「かつお節・削り節」をチェックしてみると、日本で最もかつお節・削り節を購入・消費しているのは、ズバリ那覇市! 1世帯当たりの年間「かつお節・削り節購入金額」は、3,605円。購入数量にすると、1,895グラムにも及びます。ちなみに、2位にランクインした静岡市は年間購入金額1,508円、購入数量495グラムですから、その差は歴然! 静岡市住民と比較すると、那覇市民は年間で2倍以上、かつお節・削り節を消費していることになります。
ちなみにこちらのランキング、最下位となったのは金沢市で、年間購入金額が450円、購入数量は132グラムでした。那覇市民と金沢市民を比較すると、那覇市民の方が、なんと14倍以上も多くかつお節・削り節を食べているのですね。
■なぜ那覇市はこれほどまでにかつお節を?
では、なぜ那覇市民はこれほどまでにかつお節・削り節を愛しているのでしょうか。その理由は、過去の産業の歴史から読みとれます。沖縄でとれるかつおは、まだあまり脂がのっていない状態です。このため、本州で獲れるものよりも、かつお節を作るのに向いていたのです。沖縄には数多くのかつお節工場が存在しており、自然と地元民の間でも多く食べられるようになったのですね。
残念ながら現在は、以前ほどかつお節製造は盛んではありません。しかし、昔からのなごりが、今も那覇市民の食卓に根付いているのでしょう。
■郷土料理で愛されるかつお節・削り節
沖縄には、沖縄独自の食文化が存在しています。そうした中で、かつお節や削り節も自然と多く使われてきたと考えられています。中でも、古くから愛されているのが「薬膳料理」です。諸外国からの影響を受け、「医食同源」という考え方を大切にしてきた沖縄。中国ではかつお節・削り節には薬効があるとされていますから、身近にある食材を存分に取り入れることは、当たり前の流れだったのかもしれませんね。
現在でも沖縄料理の定番、「沖縄そば」には、かつおだしがたっぷりと含まれています。ダシがよくきいたスープは、塩分控えめでも満足度たっぷり! 健康にも良いと考えられています。
那覇市民は、「かつお節・削り節」が大好き! 沖縄と言えば「長寿」で知られている地方でもあります。健康のためにも、那覇市民の習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。
(ファナティック)
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