大人と同じじゃダメ!「子どもが苦手なピーマン」克服のための調理法5つ
今も昔も、“子どもが嫌いな野菜”のトップに常時ランクインしているピーマン。
お値段も手頃だし野菜炒めなど、お料理に入れると彩りが良くなるし……なにより緑黄色野菜で栄養たっぷり! これからの季節風邪予防に欠かせないビタミンCが豊富に含まれ、その量はレモンに匹敵するとも。
また、緑色の元、クロロフィルは、コレステロールを排出する助けをしてくれます。
ママとしては、できれば食べられるようになってほしいですよね。
今回は、そんなピーマンが子どもに嫌われるワケと克服法について、野菜ソムリエでもあり子育て中の筆者がご紹介したいと思います。
■子どもが『ピーマン』を食べられないワケ2つ
子どもがピーマンを食べられないワケは、2つ。
(1)独特の香りに敏感
まず1つめは、独特の青臭い香り。2つめは、大人にはおいしいピーマンの『あの苦み』が苦手なためピーマンが食べられない子が多いようです。
実は、子どもの味覚は繊細で、苦みが苦手なのは、“本能”のせいだから。味覚を感じる舌のセンサー『味蕾(みらい)』は、子どもは大人よりずっと多いので、苦みをより敏感に感じとります。
(2)子どもにとってはあの香りは“毒味”!?
子どもは『甘み』『旨み』などは生きていく上で必要な栄養なので好みますが、『苦み』は毒、と本能で判断するようになっています。(ちなみに、『酸っぱい』は腐ったもの、と本能で判断するので、子どもは酸味の強いフルーツなどは苦手なのです。)
つまり、ピーマンの苦みは本能で『毒』と判断されているわけですね。
だからといって、無理して食べなくていい、というわけにはいきません。栄養のためにも、また、大きくなる上で経験として重ねていくためにも、ピーマンを食卓に加えていくことは大切です。
でも、せっかくだから、おいしく食べてもらったほうが嬉しいですよね。実は、ちょっと工夫するだけで苦みなどが減らせる方法があるのです!
■ピーマンを克服するための方法5つ
(1)ヘタが六角形のものを選ぶ
ヘタは、よく見ると五角形のものと六角形のものがあります。六角形のものが、糖度が高く、加熱調理したときによりおいしく食べられます。
(2)縦に千切りする
ピーマンの細胞には、香り成分メトキピラジンが入っています。細胞は縦に並んでいるので、細胞を壊さないように、縦に千切りしたほうが香りが少ないです。逆に、横に切ったり、みじん切りにすると、より香りが強くなるので、注意です。
(3)1分間茹でる
1分間茹でることで、苦みがやわらぎ甘みが感じられるようになります。茹でて、少々のおろしニンニク、ごま油、塩で味付けしてナムルにしても、パクパクとよく食べてくれます。
(4)油を使って調理する
ピーマンの苦みのもとはアルカロイドの一種で、油に溶ける性質があります。調理に油を使うことで、グーンと苦みが減ります。天ぷらや炒めものなど、ピッタリですね。
(5)子供に食べやすいピーマンを利用する
最近では、そもそも苦み成分がほとんど含まれないピーマンも市場に出回るようになっています。苦みがないだけで、その他の栄養は通常のピーマンに劣りません。まずは、こういったピーマンで「食べられたよ!」という楽しい経験を作ってあげるのもいいですね。
いかがでしたか?
子どもの好きな味付けにしたり、見えないように包んだり……さまざまな工夫をされていると思いますが、こちらの方法も簡単ですぐ出来ることばかりですので、ぜひ試してみてください。
「食べられない」というトラウマよりも、「食べられたよ!」という嬉しい経験を増やしてあげたいですね。