「記憶」はどうやって作られ、なぜ忘れていってしまうのか?

ViRATES

「記憶」はどうやって作られ、なぜ忘れていってしまうのか?
「記憶」はどうやって作られ、なぜ忘れていってしまうのか?

しっかりと記憶していることや、すぐに忘れてしまうこと。記憶とはいったいどうなっているのか。なぜ、忘れていってしまうのか。

このメカニズムを解説したアニメーション動画をご紹介します。

画像出典:YouTube(TED-Ed)

愛する人との時間は焼きついているのに、日常のなんともないようなことは忘れていってしまう。3日前のお昼ごはん、何を食べたか、覚えていますか?

そして、大切に強く記憶していたことでも、時が経てばまた忘れていってしまう。

画像出典:YouTube(TED-Ed)

記憶、とは。

体験が電気信号になって、

画像出典:YouTube(TED-Ed)

脳内をかけめぐり、短期の記憶場所へ数分の間とどめられ、

画像出典:YouTube(TED-Ed)

海馬を通り抜けたら、長期の記憶の場であるいくつかの領域へ。

画像出典:YouTube(TED-Ed)

さて、信号が記憶の場所へ着くまでにかけていくのは、脳のニューロン(神経細胞)ネットワーク。そのつながり部分にあって、細胞間で特殊な神経伝達物質を放出していくのが「シナプス」。

画像出典:YouTube(TED-Ed)

信号の伝達が頻繁に起これば、神経細胞同士のつながりが強まり、がっちりとつながることで信号伝達の効率が上がっていく。

このつながりが、「長期増強(Long-term potentiation、LTP)」と呼ばれている細胞的メカニズムになる。

画像出典:YouTube(TED-Ed)

では、人が記憶を忘れていくときは、脳内では何が起きているのか。

「加齢」の場合。年を重ね、神経細胞もだんだんと傷つき弱る。シナプスのはたらきも弱くなり、記憶を保つことがむずかしくなっていく。

画像出典:YouTube(TED-Ed)

加齢によって細胞の数が減り、脳そのものが少しずつ小さく縮んでいく。80歳の人の海馬の神経細胞は20歳のそれと比べると20%も少ないという。

つまりは、神経細胞が減ることで伝達物質がつくられにくくなり、つながりが弱まるので記憶が保ちにくくなる。

画像出典:YouTube(TED-Ed)

次に、ストレス。

慢性的なストレスを抱えてしまうと、体じゅうに化学物質があふれ、脳細胞の破壊や新しい神経細胞がつくられなくなり、記憶障害につながる。

画像出典:YouTube(TED-Ed)

うつ病。

うつではない人と比べ、記憶障害を起こす確率が40%も高くなる。過去の悲しい記憶にばかり気が向くことで、新しい情報に興味をもてず、身近な記憶も保たれない。

画像出典:YouTube(TED-Ed)

孤独感。

身の回りに社会的なつながりをもっている高齢者は、孤独に暮らす老人と比べて記憶を失くすスピードがゆっくりであることがわかっている。おそらくは、交流の中で脳が活発にはたらくことによるのでは、と考えられる。

画像出典:YouTube(TED-Ed)

記憶を保つためには、脳をよく動かし続けることが大切。運動をして脳に血液を送ったり、よく食べて脳まで栄養を行き渡らせたり。

そして、意識的に脳をきたえること。知らない言語を学んでみたり、常にトライしていくことがおおいに有効だという。

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参照・画像出典:YouTube(TED-Ed)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

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