マーケティングの4Pは時代遅れ?最新ビジネス戦略「3C」とは (2/2ページ)

Suzie(スージー)

そうやってお客様との信頼関係を築き、「この店で買いたい」と思ってもらえるようになるということ。

[2]販促(Promotion)から【対話(Communication)】へ

このことについて、著者は「魅力の公式」というものを引き合いに出しています。

「魅力伝達度 = コミュニケーション量の2乗」

つまり、コミュニケーション量が増えれば増えるほど、加速度的に魅力が伝わるようになるということです。

重要なのは、一方的な情報発信ではなく、お客様が自分で話したり体験したりする「双方向」のコミュニケーション。

[3]モノ・値段(Product、Price)から【コンテンツ(Content)】へ

単に商品を並べた「売り場」を増やすだけで価値を生み出すことは不可能。お客様と一緒に「遊ぶ場(Community)」をつくることが価値を生み出すと著者はいいます。

そこに参加することによって得られる「心地よい居場所、人とのつながりや学び」が価値になるというわけ。

そして、モノを決まった価格で販売するスタイル(静的コマース)から、オークションや共同購入、クラウドファンディングなど、「参加型企画」による動きのあるスタイル(動的コマース)へと移行することが重要だと著者は説いています。

これらの基本を踏まえた成功例も多数紹介されているため、共創の価値をしっかりと理解できるはず。

将来のビジネスを成功させるために、ぜひ読んでおきたい一冊です。

(文/書評家・印南敦史)

【参考】

※仲山進也(2015)『あの会社はなぜ「違い」を生み出し続けられるのか 13のコラボ事例に学ぶ「共創価値」のつくり方』宣伝会議

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