大切なワンちゃんを守るために知っておきたい! 「敗血症」の原因と治療法。
敗血症は、細菌感染が全身に広がり重篤な症状を起こす病気で、治療が遅れると死に至る恐ろしいものです。 大切なワンちゃんを守るために、飼い主としてできることはしてあげたいですよね。
そこで、今回は敗血症がどんな病気で予防法や治療法があるのかを獣医師に聞いてきました。 ■ 敗血症の原因は免疫力の低下!? 通常、細菌が体内に侵入すると、免疫機構が働いて細菌を退治しますが、免疫力が低下していたり、肺炎や子宮蓄膿症、腹膜炎など細菌の増殖が一部の臓器から全身に広がることで、敗血症になる可能性があります。
では、免疫力が低下するのはどのような場合が考えられるのでしょうか。
1.生理的に免疫力が低い……高齢、未熟で生まれた幼犬
2.病気で免疫力が低下……糖尿病、腎不全、肝不全など
3.治療により免疫力が低下……自己免疫疾患での免疫抑制剤の使用、ガンの治療で放射線や抗がん剤の使用、術後の体力低下など
免疫力が落ちている可能性がある場合には、普段からケガなどにも注意をするとよいでしょう。 ■ 敗血症の症状は? おもな症状は以下のとおりです。
・体温の上昇、低下
・血圧低下
・呼吸数の増加、呼吸困難
・心拍数増加
・元気消失
・食欲低下
・意識低下、昏睡
・白血球数の増加、減少
・DIC(播種性血管内凝固症候群:血小板の消費により血が固まらなくなる)
これらの症状が現れ、最悪の場合は命を落とすこともあります。 ■ 治療方法はある? 敗血症の治療法には以下のような方法があります。
・抗生物質……広い範囲に効果のあるものを使用。細菌を退治。
・昇圧剤……血圧を上げる。
・ステロイド……炎症を押さえる。免疫の低下になる可能性もある事から使用は少量。
・点滴……血圧を上げる。
・輸血……貧血の場合に使用。
・手術……消化管損傷、子宮蓄膿症、膿瘍など原因となっている部位を除去または洗浄。
・他の病気の治療……糖尿病や高血糖でのインスリンの使用。高血糖が続くと血管がもろくなってしまうため。
・DICの治療……ヘパリンなどの抗凝固剤を使用し、血小板を消費しないようにする。 ■ 獣医師からのアドバイス 敗血症は発症1時間以内に治療する事が理想ですが、治療までに時間がかかればそれだけ予後はどんどん悪化します。 また、敗血症の原因となりうる子宮蓄膿症は、中高齢でのホルモンバランスが崩れてくる頃になりやすい病気の1つです。
避妊手術をすることで防げる病気ですので、出産を考えていない場合は、元気なうちに手術をして予防してあげましょうね。
そこで、今回は敗血症がどんな病気で予防法や治療法があるのかを獣医師に聞いてきました。 ■ 敗血症の原因は免疫力の低下!? 通常、細菌が体内に侵入すると、免疫機構が働いて細菌を退治しますが、免疫力が低下していたり、肺炎や子宮蓄膿症、腹膜炎など細菌の増殖が一部の臓器から全身に広がることで、敗血症になる可能性があります。
では、免疫力が低下するのはどのような場合が考えられるのでしょうか。
1.生理的に免疫力が低い……高齢、未熟で生まれた幼犬
2.病気で免疫力が低下……糖尿病、腎不全、肝不全など
3.治療により免疫力が低下……自己免疫疾患での免疫抑制剤の使用、ガンの治療で放射線や抗がん剤の使用、術後の体力低下など
免疫力が落ちている可能性がある場合には、普段からケガなどにも注意をするとよいでしょう。 ■ 敗血症の症状は? おもな症状は以下のとおりです。
・体温の上昇、低下
・血圧低下
・呼吸数の増加、呼吸困難
・心拍数増加
・元気消失
・食欲低下
・意識低下、昏睡
・白血球数の増加、減少
・DIC(播種性血管内凝固症候群:血小板の消費により血が固まらなくなる)
これらの症状が現れ、最悪の場合は命を落とすこともあります。 ■ 治療方法はある? 敗血症の治療法には以下のような方法があります。
・抗生物質……広い範囲に効果のあるものを使用。細菌を退治。
・昇圧剤……血圧を上げる。
・ステロイド……炎症を押さえる。免疫の低下になる可能性もある事から使用は少量。
・点滴……血圧を上げる。
・輸血……貧血の場合に使用。
・手術……消化管損傷、子宮蓄膿症、膿瘍など原因となっている部位を除去または洗浄。
・他の病気の治療……糖尿病や高血糖でのインスリンの使用。高血糖が続くと血管がもろくなってしまうため。
・DICの治療……ヘパリンなどの抗凝固剤を使用し、血小板を消費しないようにする。 ■ 獣医師からのアドバイス 敗血症は発症1時間以内に治療する事が理想ですが、治療までに時間がかかればそれだけ予後はどんどん悪化します。 また、敗血症の原因となりうる子宮蓄膿症は、中高齢でのホルモンバランスが崩れてくる頃になりやすい病気の1つです。
避妊手術をすることで防げる病気ですので、出産を考えていない場合は、元気なうちに手術をして予防してあげましょうね。