ドリフト走行が原因の国も!生まれた国でこんなに違う、各国別早死の主要な原因
この世の死には様々な原因があるが、その中の最も不公平で理不尽な理由が「生まれた国」であろう。生まれた国が違うだけで、寿命も死因も大きく変わってくる。Voxが作製したこの動画では、各国における早死にの主要な原因が分かる。
The #1 reason people die early, in each country / movie ranslated melondeau
毎日世界では15万もの人が亡くなる。「イヤーズ・オブ・ライフ・ロスト(失われた年)」と呼ばれているものがある。例えば86歳まで生きられるはずだった人が21歳で車の事故により死亡したとすると、残りの65年間は「失われた年」となる。世界中の大勢のう研究者が協力し、なぜ人々が早死にするのか、その主要な理由は何かを調べ、世界地図にした。

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アフリカでは衛生環境の悪さで命を落とす

例えば、アフリカでは、肺炎、マラリア、下痢などの感染病により多くの若者が命を落としている。これらの病気は、しっかりとしたインフラが整っていれば予防も治療も可能な病気だ。これらの国では、実に幼い命が毎日奪われている。10人のうち4人が15歳以下という若さで亡くなっているのだ。
サウジアラビアはクレージーな車の運転が早期死因トップ

次に、サウジアラビア。この国では人口の半分の人が運転が出来ない(禁止されている)状態にあるにも関わらず、早期死亡の主な原因は交通事故となっている。若者の間で、路上でどれくらい無茶ができるか、という度胸試しが流行っているのだ。
この流行に、とても緩い速度制限が加わり、車の事故で死亡する若者が後をたたない。その数、1日にして約19人という。サウジアラビアの隣国でもこのような事態が発生している。
ベネズエラでは暴力(殺人)が一番の原因

一方、ベネズエラでは、暴力が早死にの一番の原因となっている。2012年には、約25,000人が殺害された。にもかかわらずたった8パーセントの犯罪しか摘発されていない。マフィアやギャングが野放しになっている状態だ。また、隣国コロンビアも同じような状況である。
シリアでは血まみれの紛争が死因の第一位

中国での主な死因原因は脳卒中

経済の発展により中国における主要な死因も変化した。この30年間で巨大な工業国家へと変貌を遂げてきた中国だが、昔は現在のアフリカで見られるような感染病が過去の主要な死因であった。
しかし、今や医療の制度も技術も整い状況は変化。その一方で、急激な経済の発展は、西洋化をもたらし、高カロリーの食事、運動不足、空気汚染の問題を招くこととなった。中国人は元来長寿で知られていたが、今は脳卒中で倒れる人が爆発的に増えている。
アメリカは心臓疾患が一位

アメリカでは心臓病が主な死因となっている。不健康な食習慣、運動不足によるものだ。ただし心臓病は加齢によりリスクが高まるため、一般的に老齢の病気と考えられている。
だが唯一の良いニュースは、全てのカテゴリーにおいて世界的に「失われた年」は減少を続けている。つまり、寿命が長くなり生き延びている人が増えているということである。そう考えれば、このニュースもそれほど悲しいニュースには聞こえないだろう。

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さて日本をみていこう。
日本人の死因ベスト3と言えば、1位がガン、2位が心疾患、3位が脳血管疾患となっている。(厚生労働省)
年齢別の死因一位は以下のとおりだ。
0~ 4歳 :先天異常(先天奇形、変形および染色体異常)
5~ 9歳 :不慮の事故
10~14歳 :ガン
15~39歳 :自殺
40~89歳 :ガン
90歳~99歳 :心臓疾患
100歳以降:老衰