【人類と蚊・前編】最新テクノロジーで蚊を迎撃する (2/3ページ)
「蚊は人類最大の脅威」ということを強く訴えているのはビル・ゲイツでありマイクロソフトなのだ。
そんなマイクロソフトが、ドローンを使った蚊の駆逐プロジェクトを始めている。
これは病原ウィルスを持った危険な蚊を採取し、その運搬をドローンにさせようというものだ。
こうしてウィルスを保有した蚊のゲノムが解析され、将来的にはワクチンなどの開発を実施できるという寸法である。
■ LEDで蚊を減らす

source:https://pixta.jp/
日本の研究機関も、斬新な蚊の駆除方法を日夜研究している。
今年、東北大学院の研究グループがLEDを使った実験結果として、「青色の可視光には殺虫効果がある」ということを発表した。
今やありふれたツールである青色LEDだが、この光を蚊やハエの幼虫に当てれば駆除できるというのだ。
これが虫除けグッズとして将来商品化されれば、先述のレーザー光線よりも遥かに手軽なものとなるのではないか。
しかもレーザー光線の場合は「飛んできた成虫を迎撃する」というものだが、青色可視光の実験のコンセプトは「蚊の発生源でLED装置を光らせ、幼虫の段階で駆逐する」というものだ。蚊の数を減らすのにより効率の良いやり方は、やはり後者ではないだろうか。
人類と蚊との対決は、常に科学の発達とともにあるのだ。