「妊婦は2人分食べた方がいい」は嘘!? 妊娠中上手に体重管理するコツ
妊娠をすると、よく周りから「お腹の赤ちゃんの分まで食べないと」なんて言われますよね。本当に2倍食べているプレママさんは少ないと思いますが、2倍とまでいかなくても妊娠中だからといって多くの量を食べることには、アブナイ要素が隠されているんです!
今回はヨガインストラクター兼アーユルヴェーダアドバイザーの筆者が、“妊娠中の食べ過ぎ”により起きる危険性についてお伝えします。
■アーユルヴェーダ流“食事の注意ポイント”
アーユルヴェーダでは妊娠期はたくさんの量を食べるのではなく、食べる“質”を上げることを重視します。
基本的にアーユルヴェーダでは食事をした後の胃の中が、3分の1が固形物、もう3分の1が水分、残りの3分の1は空間を残しておけるよう食事することを大事にしています。
これを超えた量を食べてしまうと完全に消化ができなくなり、未消化物が体内に残り、その毒素が血管を詰まらせ、肥満の原因になる他、あらゆる病気を生み出すとされます。
最近では、妊娠中を体重の増やしすぎると、妊娠糖尿病・高血圧・高出生体重児・帝王切開のリスクと子どもの小児肥満のリスクが高まることが啓蒙され、気を付けているプレママも多いとなったそうです。
しかし、妊娠前と同じ質の食べ物を、同じ量食べていては、もちろん胎児に栄養がいかなくなってしまいます。
栄養価が高く、身体に滋養を与える効果があるものを意識して食べる必要があります。
■「質」を上げる食べものとは!?
基本的には栄養が高く“オージャス(活力エネルギー)”を上げるものをメインに食べていきます。
アーユルヴェーダで1番純粋なオイルとされる“ギー(バターから不純物を取り除いたもの)”は毎日摂ります。
実は、“ギー”はバターを鍋で溶かすことで簡単につくることができ、調理用の油や、バターの代わりの味付けなどに使えます。その他だと、アーモンドミルク・豆類・穀類・新鮮な野菜や果物なども食事の質を上げてくれます。
日本食なら、豆腐や豆乳、味噌などは大変滋養を与えてくれるものです。
さらに、妊娠中に起こるトラブルでいうと“便秘・痔”には水分が必要ですので、豆腐や野菜をたっぷりを入れた味噌汁を毎日摂ると良いでしょう。
■妊婦さんの貧血にも効果的!
筆者も妊娠8ヶ月くらいで貧血がひどくなりましたが、血が足りてないとたくさんの量を食べたくなります。ですが、これも食事の質を変えてあげると、量はそんなに必要なくなります。
血を増やす食べ物は“赤い食物”と“葉物の野菜”です。
赤いものには、ビーツ・にんじん・赤ブドウジュース・いちじく等が挙げられます。
これらと葉物野菜を、毎食組み込んでいくと良いでしょう。
筆者もこれを実践することで貧血を改善でき、食べる量も元に戻りました。妊娠中に増加した体重は8kgで、無事に出産することが出来ました。
いかがでしたか?
妊娠中の方は今日から是非“量”ではなく“質”を変えるようにしてみてください。妊娠中のトラブルを上手く回避し、安全に出産できるよう生活していきましょうね。