トヨタが開発を急ぐ「自動運転車」は2020年までにGoogle Carを凌ぐ?

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トヨタが開発を急ぐ「自動運転車」は2020年までにGoogle Carを凌ぐ?

source:http://newsroom.toyota.co.jp/

トヨタ自動車が10月6日、実用化を目指して開発中の自動運転実験車(Highway Teammate)を使って、首都高速道路での合流、車線維持、レーンチェンジ、分流を自動運転で行うデモ走行を実施した。

同社が今回デモに使ったのはレクサス『GS』をベースに改造した実検車両で、ETCゲート通過後、ドライバーによるスイッチ操作で自動運転に切り替わり、自律走行を開始する。

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対向車や横断者、交差点が存在しない自動車専用道路の入口から目的地の出口までの自律走行が可能になっており、ジャンクションでの分流、その後の合流、出口に向けたレーンチェンジ、車線・車間維持などを実現した。


■ 90年代に開発をスタート

同社は交通事故死傷者ゼロという究極の目標に向け、クルマの安全性を一層向上させるべく、1990年代から自動運転技術の開発に取り組んでいる。

昨秋には、高速道路上での安全運転を支援することを目的にした、高度運転支援システム『AHDA』(オートメイテッド・ハイウェイ・ドライビング・アシスト)を公開している。

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上画像のとおり、昨年時点ではフロントバンパー両サイドにセンサー取付け用の開口部が見当たらないことから、今回リヤバンパーの側面を含めて複数のセンサーが新たに追加されたことがわかる。

■ Google Car との違いは?

ではトヨタのシステムは、“自動運転”の分野で先行するGoogleのシステムと違いは有るのだろうか。

実は、トヨタの実検車両も初期段階では『Google Car』同様、ルーフ上にトレードマークの大型レーザーレーダー『LIDAR』を搭載していた。

ただ、自動車メーカーの商品としてはやはり違和感が伴うことから、その後の研究により、レーザーレーダーが大幅に小型化され、今回の実験車両『Highway Teammate』ではルーフの後方左右に一基ずつ目立たないように搭載されている。

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そしてGoogleとの一番の相違点は自動運転に対する考え方。

Googleが将来的にドライバーを必要としない“完全自動運転”を目指しているのに対して、トヨタは将来ともに“主役はドライバー”としている点だ。

トヨタはこれまで取組んで来た『自動運転』に対する考え方を新たに『モビリティ・チームメイト・コンセプト』と命名した。

同社はコンセプトの柱として高度な認識・予測判断を行う『Driving Intelligence』、車車間・路車間通信を活用して安全運転を支援する『ITS Connect』、スムーズにドライバーとクルマの運転の受け渡しなどを行う“人とクルマの協調”の3領域に重点を置いている。

■ コモディティ化へ対応

特に“人とクルマの協調”には、自律走行が可能になってもクルマ本来の「運転の楽しさ」を維持しようとする、同社の“自動運転車”に対する強い想いが見てとれる。

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トヨタは東京五輪が開催される2020年までに、人とクルマが同じ目的で「ある時は見守り、ある時は助け合う、気持ちが通ったパートナーのような関係」を築く事を目標にしていると言う。

その背景には自動車製造業に長らく関わって来たキャリアを活かすことでコモディティ化を回避、つまり、他業種勢が簡単にマネのできない機能を追求する姿勢が窺える。

■ AI(人工知能)の完成度が勝敗を分ける

クルマの電動化・IT化が進むにつれ、異業種にとって自動車事業参入への敷居が低くなりつつある。

先頃トヨタがマサチューセッツ工科大学とスタンフォード大学の協力のもと、今後5年間で約60億円もの巨額の研究費を投じて『自動運転』の中枢を担うAI(人工知能)の開発を強化することにしたのも、そうした考えの表れだ。

その研究成果は2020年までに具体化され、今後の自動運転車に大いに活かされるに違い無い。

【参考・動画】

※ トヨタ自動車、2020年頃の実用化をめざした自動運転実験車を公開 – トヨタ グローバルニュース

※ トヨタ自動車、自動運転技術の開発状況について公表 – トヨタ グローバルニュース

※ Highway Teammate – YouTube

※ 米国向けのオートメイテッド・ハイウェイ・ドライビング・アシスト(AHDA) – YouTube

※ 高速道路で自動運転、トヨタが最新技術を公開 – YouTube

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