【冴え女シリーズ(6)】[苦手だった不良転校生が・・・?]第5話(後半)「それをやめろっつーの」 (2/3ページ)
藤宮だって、女の子らしい子が好きでしょ?」
藤宮「俺は、別に、そういうのは気にしないけどな。髪が長いとか短いとかよりは、どんな奴でどんな風に考えてんのかとか、そういうのが気になる」
智子「ふーん、藤宮は内面重視派なんだ?」
藤宮「どちらかというとな」
智子「ちなみにどんな子がタイプ?」
藤宮「日高ぁ……俺はさっきなんつった?」
智子「呆れたように溜息吐かないでよ。だ、だって気になるんだもん」
藤宮「…別にお前がさっき言ってたような条件をつけるわけじゃないが……あえて言うなら、そうだな……明るくて、よく笑ってて、正義感が強くて、困った奴は見捨てられない、そんな心が優しい奴ならいいと思う」
智子「あ、なんだか、あたしでも条件に合いそう!」
藤宮「……そうか?」
智子「って、あたしがその条件に合っても嬉しくないわよね。あはは」
藤宮「……別に」
智子(あ、あれ? なんだかめちゃくちゃ不機嫌になっちゃった)
智子「お、怒った?」
藤宮「……お前は」
智子「な、なによ?」
藤宮「……なんでもない」
智子「やっぱ怒ってる? ごめん、また舞い上がっちゃった」
藤宮「俺、お前のそういうところ好きじゃない」
智子「え……そういうところって」
藤宮「笑って、自分なんかがって色々諦めてるところ。もっと自分に自信持ってもいいんじゃねぇの?」
智子「だって、あたしなんかが―」
藤宮「それをやめろっつーの」
智子「いたっ! 頭叩かないでよ」
藤宮「……髪のばせよ。やれるだけやってみろ。