フランス夫婦は共同管理が基本!? 日本人もマネしたい夫婦のお財布管理
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5組のうち4組の夫婦が銀行の共同口座を利用しているというフランス。共同口座とは、口座名義が個人ではなく夫婦の名義になっている口座です。個人主義の強いフランスにありながら、夫婦各自が稼ぐお金は“2人のお金”。お金に関しては共同管理の意識が高いようです。
今回は、フランス在住のファイナンシャルプランナーの筆者が、家庭経済を円満にするというフレンチスタイルなお財布管理の方法を紹介します。
■あなたのお金でも私のお金でもない、私達のお金
フランスでは共働き夫婦が多いので、ほとんどの家計はダブルインカムです。
そのうち6割強の夫婦が各人の収入をそのまま全部、共同口座に入れています。家族の生活に関する支出はもちろん、個人の出費も共同口座から支出します。もちろん夫婦間で収入額に差があっても、利用できる金額に差はつけません。自分の方がたくさん稼いだから自分の方がたくさん使う、という考えはないようです。
■お財布管理の役割担当が決まっている日本
オリックス銀行が実施した家計管理に関するアンケート調査(2014年)によると、“妻の管理”が56.2%と過半数を占めていますが、“夫の管理”も29.3%と少なくはない数字です。日本では85.5%と多くの家庭で、妻か夫のどちらか一方が家計を管理する傾向にあることがわかります。
■お金に関する隠しゴトはあり?
前述のアンケート調査では、自分のための出費を相手に内緒で行うのは全体の4割に満たない結果です。相手に隠れてお金を使うことが少ないのは見事です。一方で、それらの内緒の出費をどこから捻出するかといえば、自分のお小遣い以外に“へそくり”からという回答が多く、良くも悪くも隠し事はあるようですね。
■自分達の家計管理でマネしたいこと
日本では共同口座そのものが存在しないため、フランスの夫婦と同じようにはいきません。しかしどちらか一方の個人名義口座であっても、夫婦の“共用口座”は作ることができるでしょう。給料の全額ではなくても、各々一定額を共用口座に振込み、生活に関する支出はすべてそこから賄うようにすると、家計管理は楽になります。
また、普段はどちらか一方が通帳やカードを管理していても、2人の口座ということを意識して最低月に一度でも口座の内容をオープンにします。お互いに家計の状況を把握でき、フランス人のように無駄遣いをしなくなるかもしれません。
これらのような、家計を円満にするワザはぜひ見習いたいですね。
いかがでしたか?
相手に家計管理を任すのは信頼の明かしであることは確かです。しかし、日々の家計管理から、教育費やマイホームの購入、バカンス費用などの家族の貯蓄目標まで、これらは夫婦2人の共同問題です。家計管理を共同で行い、円満家計を保つようにしたいものですね。
(續恵美子)
【参考】
※ 家計管理の実態に関するアンケート調査-オリックス銀行株式会社【画像】
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