食器洗いするときは要注意! 洗剤は「泡」がなくてもキレイになるって本当? (2/2ページ)
より多くのすすぎ水が必要になるばかりか、洗浄作用を妨害する役目も果たしてしまうからだ。
見方を変えれば泡は「空気の層」なので、泡まみれになった物体は表面にバリアが張られた状態となり、洗浄液と触れにくくなってしまう。引きはがすべき「汚れ」にカバーをかけるようなものだから、いつまで経ってもキレイにならない。
手洗い用の洗剤が食洗機NGなのもこれが理由で、泡が立ちすぎて汚れが落ちない、洗浄が終わっても泡が残っているなど良いことはひとつも起きない。食洗機用を買い忘れた!ときでも、普通の洗剤を流用するのは止めておこう。
逆に、食洗機用の洗剤を「手洗い」で使うのもお勧めできない。食洗機用は泡が立ちにくく作られているだけでなく、こすらなくてもキレイになるようアルカリ性の薬品が含まれているものが多いからだ。これをスポンジに染ませて使っても汚れが落とせるのは確かだが、アルカリ成分が手荒れを引き起こし、すすぎも十分におこなう必要があるので、食洗機用/手洗い用はどちらも「専用」と扱うべきだ。
泡タイプのハンドソープが人気な理由として、
・手ざわりが良い
・使う量がわかりやすい
・泡切れが良く、すすぎがラク
などが挙げられ、洗剤の節約+節水には有利だろう。ただし「泡だからキレイになる」わけではないので、誤解のないように選んで頂きたい。
■まとめ
・洗剤の「泡」は脇役。汚れ落としの決め手にはならない
・泡が立ちすぎると汚れを保護する働きをして、かえってキレイにならない
・普通の台所洗剤を食洗機で使うと、デメリットしかない
(関口 寿/ガリレオワークス)