夢は華麗なタッチタイピング! タイピング上達のコツを教えて!
パソコンを使っている人のイメージとして、キーボードをカタカタとたたいている姿を思い浮かべる人は多いはず。どうせならスピーディーかつ華麗にタイピングしたいですよね。今回は、タッチタイピング上達の秘訣(ひけつ)を伝授します。
■プロのライターがタイピングのコツを伝授します!
今回はプロのライターである筆者が、上達方法をアドバイスします。「なぜライターが?」という理由は、たくさん文章を書いているから、つまりはタイピングが速いからということです。
ライターにとって、入力が速いというのは仕事をたくさんこなすために必要な条件だといえます。
■タイピングも基礎が大切!
スポーツでも何でもそうですが、物事には絶対押さえるべき基礎というものがあります。タイピングでも同じです。そしてタイピングの基礎は「ホームポジション」をマスターすることです。
ホームポジションとは、入力をしていない状態で指を置いておくキーのことです。実際にキーボードを見てみましょう。FとJのキーに、突起があったりしませんか? この二つのキーが基準となります。
Fには左手、Jには右手の人さし指を置くと、残りの指は自然にその列のキーの上に置かれますね。ここが各指の基本です。それぞれの指の守備範囲は四つぐらいです。これならなんとか覚えられそうだと思いませんか?
■日本語の入力はローマ字入力を推奨!
すでにカナ入力をマスターしている人はいいですが、そうでなければローマ字入力で練習してください。理由は、入力に使うキーが圧倒的に少ないからです。
カナ入力では、一つのキーを押せば1文字入力できます。ローマ字の場合は子音と母音を入力する必要がありますので、1文字入力するのに二つのキーを押すことになります。単純計算ですが、極めればカナ入力の方が速いということになります。
しかし、50音ともいうように、50個近くもあるカナの配置を覚えるのは大変です。一方ローマ字の場合は、か行からわ行、濁音などを合計しても14種類。プラス母音の五つですので、19個覚えれば入力できることになります。つまり、初心者がこれからマスターするのであれば、覚えるキーの数が少ないローマ字入力を練習した方が効率がいいということです。
■正しい指の動きをマスターしよう!
もう一つの基本ですが、各指はそれぞれの守備範囲を守るということです。人さし指などは使いやすく、小指は使いにくいですよね。ホームポジションを意識していない人は、ついつい人さし指で入力する範囲が広くなってしまいがちです。
まあ、慣れてくればそれでも速くはなりますが、あまり美しくはありません。指の動く範囲は狭い方が速く、見た目にもスマートです。野球やサッカーなどでは守備範囲が広い選手が活躍しますが、キー入力に関しては各指の守備範囲を守るということを徹底しましょう。
実際のところ、小指が受け持つ文字数は限られています。母音の「A」はよく使いますので、ここはなんとしても左小指で押せるようにマスターしましょう。このキーは左小指のホームポジションなので覚えるのも簡単です。
そしてもう一つ。入力が終わった指は、すぐにホームポジションに戻すこと。といっても、これはそんなに難しくないと思います。力を抜いていれば、指は自然にホームポジションに戻ってくるものです。戻ってこないという人は、力の入れ過ぎです。そんなに力いっぱい押さなくても、文字は入力できます。
キー入力に力が入り過ぎていると、入力時に大きな音を立てるようになります。あるあるネタでよく見かけますが、キー入力の音が大きい人というのは、悪い意味で目立っていることが多いものです。できるだけ静かに、優しくタイプするよう、心掛けてみましょう。
■キーボードは見ないようにする!
慣れるまではなかなか難しいのですが、文字入力の際にはキーボードではなく、モニターを見ることです。入力するキーを見て、入力して、確認のためにモニターを見て……という流れになると、動きに無駄が多いですよね。
モニターだけを見て入力できれば、目で確認するという作業が省けますので、かなりのスピードアップにつながります。間違えることもありますが、別にパソコンが壊れたり罰金を取られたりするわけではありません。間違えたら入力し直せばいいだけのことです。慣れればミスも減っていくので、気にせずどんどん間違えてください。
■あとは実戦で練習あるのみ!
正しいフォーム、指の動きを意識できるようになったら、今度はスピードアップのための訓練に入りましょう。これには実戦が一番です。筆者の場合、かなり昔からパソコンで遊んではいましたが、タイピングが速くなったのはチャットで鍛えられた部分が大きかったと思います。
チャットをする相手がいない、環境がないという場合、自分の好きな曲を再生しながらその歌詞を入力する、テレビなどで人がしゃべっている内容を入力する、ということをやってみましょう。録音した内容であれば、遅れても少し戻して再生すれば聞き取れますよね。
これはかなり上級者向けで難易度も高い内容ですが、しゃべるのと同じぐらいの速さで入力できれば、かなり速いといえます。また、録音された会話の内容を文章に書き起こすというスキルは、仕事としてもニーズがあります。
■もっと簡単な上達法、それは……?
タイピング練習ソフトで練習するというのも効果的です。筆者は仕事でいろんなタイピング練習ソフトを使ったことがあるのですが、市販されているソフトでもかなり効果は得られます。
特にゲームの要素を取り入れているソフトなら、高得点を取る=タイピング上達ということになるわけで、上達の度合いは一目瞭然です。ただし、ホームポジションなどの基礎を無視して高得点を取っても意味はありませんので、そこだけは間違えないことです。
ネットで探せば無料で試せるものもありますが、ただたんにゲームというものではなく、ホームポジションの練習など、正しい訓練の要素があるものを選びましょう。
いかがでしたか? あまりに簡単な内容で拍子抜けした人もいらっしゃるかもしれませんね。しかし、タイピングは単純な動きです。基礎をしっかり意識して、正しく練習していれば上達していきます。皆さんも、カッコよくタイピングできるよう、練習してみてください。
(藤野晶@dcp)