北朝鮮、自業自得の薬物汚染 (2/2ページ)
贅を尽くした高級幹部の妻たちが、「スリム・ボディをゲットするため覚醒剤でダイエットする」という本末転倒な話しだが、かつての日本でも同様のダイエットが流行したことがあった。また、ミイラ取りがミイラになったというべきか、麻薬を取り締まる保安員(警察)にも中毒者は増加しており、「麻薬中毒の保安員は、ラリッたままで夜間巡回をするのでヤクザや泥棒よりも質が悪い」と言われる始末だ。
今年の朝鮮労働党創建日(10月10日)は、70周年ということもあり、例年以上に治安維持が強化されたが、幹部向けの内部資料には次のような驚くべき記述があったという。
「平安南道のある夫婦が、麻薬を吸いながら乱交パーティを行った」
北朝鮮社会に蔓延する深刻な「薬物汚染」に、金正恩第1書記が、頭を悩ませていることは想像に難くないが、根絶するのは並大抵ではないだろう。いっそのこと「麻薬せん滅闘争」と、お得意のスローガンを掲げて公にキャンペーンを張ってもいいと思うのだが、国家機関が製造、流通に関わっていだけに、なんとしてでも隠蔽しなければならないのかもしれない。
金正恩氏は、「麻薬」という実に厄介な故金正日氏の「負の遺産」を受け継いでしまったのである。