“高みを目指すために” あまりにも過酷すぎる修行まとめ

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“高みを目指すために” あまりにも過酷すぎる修行まとめ

みなさんはお坊さんのやっている修行をご存知でしょうか? おそらく真っ先に思い浮かぶのは、冷たい滝に打たれて精神を鍛える「滝行」でしょう。 その様子を見たときに、「あー、辛そうだな」と思う方もいるかもしれませんが…。 実は世の中にはもっと過酷な修行がたくさんあるのです。 常人には到底耐えられない、あまりにも過酷な修行をご紹介します!

1300年で達成者は2人だけ “大峯千日回峰行”

出典: 塩沼亮潤大阿闍梨

大峯千日回峰行は、奈良県吉野山にある金峯山寺蔵王堂から24㎞先にある山上ヶ岳(1719m)頂上にある大峯山寺本堂までを1000日間往復する修行です。
1度この行に入ると途中でやめることは決して許されません。雨の日も風の日も嵐の日も、体調が思わしくない日でも1日たりとも休むことはできず、万が一途中で行をやめざるを得ないと判断したならば、所持している短刀でもって自ら腹を切り、行を終えるという厳しい掟があります。

山川草木などあらゆるものに仏の姿を感じながら歩く距離は、なんと4万8000kmと地球1周分(約4万km)以上の距離です。

この修行を満行すると、行者は大阿闍梨と称され土足で宮中に参内することが許されます。

世界三大荒行の一つ “日蓮宗大荒行”

出典: ricky

大荒行は毎年11月1日から翌年2月10日までの寒壱百日間に及び、千葉県・大本山正中山法華経寺にて行われます。
全国から集まった大勢の僧侶が瑞門をくぐると、外界への門は固く閉ざされ、2月10日まで開く事はありません。

荒行僧の一日は早朝2時に起床し、朝3時、一番の水から午後11時まで一日7回寒水に身を清める「水行」と『万巻の読経』『木剣相承』相伝書の「書写行」があり、朝夕2回梅干し一個の白粥の食事の生活が続きます。
ひたすらに水行を行うのは、自分以外の人々の災難を自ら引き受けるという意味合いがあり、その苦修練行は、“死と蘇生”の宗教的体験が秘められています。

日蓮宗ではこの修行を終えた者にのみ「祈祷」の秘法が相伝されます。

生きたまま、仏になる “即身仏”

出典: mania!

即身仏とは、仏教において肉体を持ったまま悟りの境地に達し仏になるという究極の修行法。
仏教の修行の中でも最も過酷なものとして知られ、必要な修行量は過酷という領域を完全に凌駕しています。

まずは木食修行。木の皮や木の実を食べることによって命をつなぎ、読経や瞑想をします。そうすることで人体の腐敗の原因となる脂肪が燃焼され、次に筋肉が糖として消費され、皮下脂肪が落ちていき水分も少なくなります。

その後、地下に穴を掘って石室を築き、そこに入ります(土中入定)。埋められた行者は断食をしながら鈴を鳴らし、経を読み上げながら息絶えます。それから1000日後にはミイラとなり、仏になることができるというのです。
土中入定時には漆(人体に害があります)を自ら飲んで内臓の防腐処理を行うのだとか…。

即身仏を行うには、生前に徳を積み善行を積み重ねることで、弟子達からは尊敬され、且つ信者からの厚い信仰も集めているということが必須条件。

今でも日本には、即身仏を行いミイラとなった方が祀られているところもあります。

なぜ、厳しい修行をするのか…

厳しい修行によって、自己の心身を責め、鍛え、これに耐え抜くことでより信仰心が増します。
そして、人の生きる道を常に探究し、よりよく生きるために教えをどのように生かしていくべきか、追求しています。
僧侶の方々は、皆様の祈りを仏様に伝えるべく、研鑽と修行を重ねているのです。


みなさんも、ここまでの修行をする必要はないかもしれませんが、今一度自分の生き方を改めてみては…?

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