語学や資格の勉強、どうしても覚えられないのはなぜ? 短時間でしっかり記憶する方法は? (1/2ページ)

英単語とか公式とか、どんな勉強にも暗記はつきものです。試験のためだけの勉強を終えた社会人になっても、英語とか中国語を身に付けたくて頑張っている人にとっては、「記憶」は関心の高いものではないでしょうか。「この間あんなに勉強したのに!」「ぜんぜん覚えてない~!」という嘆きが聞こえてきそうです。人間の記憶には特性があって、長期に記憶したい事柄でも、何度も出会わないと覚えられないのです。
■たくさんの問題を「使い捨て」しちゃダメ
受験勉強を経験した人は、おなじ教科で何千問もの問題集を解いたのではないでしょうか。辞書なみに分厚い問題集を解いて、「数をこなせば理解できるはず」と頑張ったのでは。しかしその結果、今も覚えているものはありますか? なかなかないのが現状でしょう。
勉強では、復習が大切です。もし予習をして授業に臨んだ人にとっては、授業がすでに1回目の復習になりますね。何度も同じことを繰り返し考えることによって、理解するスピードが上がっていったり、思い出すのに時間がかからなくなるのです。例えば英文法を身に付けたいと思ったら、2000問の問題集を1度だけ解くよりも、400問の問題集を5回繰り返して解いた方が、格段に身に付くでしょう。
■人間は忘れる生き物である
人間はもともと忘れっぽい生き物です。記憶できる量には限界があるので、必要なものだけを取捨選択して覚えるようなしくみになっています。勉強して記憶したい場合、無理やり新しいことを脳に詰め込むことになりますが、自然にまかせると翌日には74%忘れてしまうそうです。確かに、新しい環境で周囲の人の名前を覚えるとき、はじめはすぐに忘れてしまって苦労しますよね。
■翌日に復習、1週間後に復習……そして実践へ
忘れることを前提として勉強しなければなりません。1日でかなりの部分を忘れるなら、翌日にまた記憶に放り込んでやりましょう。こうして何度も思い出すことによって、やっと定着していきます。