安倍晋三の「大手メディア支配」に永田町激震 (2/3ページ)
「彼の役割は、1日でも長く安倍政権を存続させること。いわば"何でも屋"ですが、その中でもマスコミ対策がバツグンにウマいため、メディア支配の急先鋒として活躍してきました」(前出の政治部記者)
事実、テクニックがある。
「たとえば、安倍首相が第一次政権を体調不良で投げ出したときのことを、"俺だったら、救急車で病院に運び込まれる瞬間を、マスコミを呼んで報道させる"などと話していました。そうすれば、安倍首相は"悲劇のヒーロー"と国民の目に映る。飯島氏は物語を作る力を持っているんです」(前同)
マスコミの論理を知っているので、"押さえつける"だけのことはしないという。
「記者に小ネタを渡すんです。出してはマズい話などを記者が嗅ぎつけたら、報じない代わりに、バーターで他の情報を与える。これが彼のメディア支配で、だからこそ支持率も高く保たれていました」(前出の議員秘書)
官邸もマスコミも"おいしい"見事なパワーバランスであったが、それが壊れ始めたのも早かった。
「13年5月、飯島氏が北朝鮮に電撃訪問をしたことです。良かれと思って訪朝したものの、拉致問題に進展はなく、むしろ北朝鮮サイドの"日朝接近"演出に利用されただけ。飯島氏の独断が、マイナスに働いたんでしょう。安倍さんはこれで飯島氏に愛想を尽かし、距離を取り始めたといいます」(ベテランの政治記者)
自分の思い通りにならない人間はスパッと斬る、ということか。
ジャーナリストの宇田川敬介氏は、こう言う。
「平沢勝栄衆院議員、衛藤晟一首相補佐官、城内実外務副大臣、西田昌司党税制調査会幹事など、政権発足当初は安倍首相に近かった人々が、官邸から距離を置かれ始め、政権の中枢から外されています。彼らに共通するのは、安倍首相に厳しいこと。安倍首相のことを支持しながらも、なあなあの関係ではなく、言うべきことは言う、というスタンスです」
"ドリル小渕"の醜態が全国に…
第一次安倍内閣と同様、"お友達"メインで政権を運営しようというのか。
「菅義偉官房長官、萩生田光一総裁特別補佐、世耕弘成官房副長官、長尾敬衆院議員など、安倍さんに近しい"安倍一族"はゴマ擦り上手な人が多く登用されています。