【冴え女シリーズ(6)】[苦手だった不良転校生が・・・?]第11話(前半)「な、なんで泣いてんだよ」 (2/3ページ)
大丈夫だから気にしないで?」
藤宮「・・・お前・・・な、なんで泣いてんだよ」
智子「え? 泣いてなんか・・・あはは、おかしいな。ほんとだ、あたし泣いてる」
藤宮「この数分でお前の中でなにがあったんだよ」
智子「・・・あたしね、フラれちゃったんだ・・・」
藤宮「あ?」
智子「好きになった人に、フラれたの・・・」
藤宮「・・・お前、好きな奴なんていないって言ってなかったか?」
智子「あはは・・・実はいたの。って言っても、好きになったのはつい最近だったけど」
智子(ほんの数分前だったけど)
藤宮「・・・なんだよそれ」
智子「しつこく付き纏うあたしを邪険にしないで話し聞いてくれたり、慰めてくれたり、・・・好きな人の話を聞いてきたりしたからあたし、勘違いしちゃったの。その人が自分の事をイイと思ってくれてるんじゃないかって」
藤宮「・・・曖昧な態度をとったソイツが悪い」
智子「悪くない。相手は悪くないよ。あたし、こんなんだからきっと男友達と同じように思われてたの。色々話を聞いてくれたり、話してくれたのは、友達だって思ってくれたからだったのに」
藤宮「こんなんとか言うな」
智子「こんなんなんだよ! あたしなんて、明るくてうるさいだけが取柄で。女の子だってきっと思われてなかった・・・気安く話せる相手だと思われてたのに」
智子「ただの友達だって思ってればよかった。