【研究結果】カラスが仲間の「お葬式」をする意外な理由とは! (2/2ページ)

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■パブロフの「カラス」?

カラスはお葬式をする。するわけないじゃない!と指摘されそうですが、仲間の死骸に集まる姿は海外で多くの目撃例があります。元・仲間を見つけると大声で仲間を呼び、周りを取り囲むように集会を開くのです。

そんな姿から「お葬式」と表現されてきましたが、本当の目的は「自分」のため。最近の研究により、他界したカラスの死因を確認し、自分もそうならないように学習しているのでは?と考えられています。人間なら「タダ酒が飲める」からと通夜に顔を出すようなものですから、ひとでなし!過ぎる行為ですが、カラスなので不問にしましょう。

カラスが仲間の死骸に反応することは実験でも証明され、

 ・なにも持っていないひとが近づいても、さほど騒がない

 ・死骸を持ったひとが近づくと大騒ぎする

これを繰り返すと、やがて

 ・死骸を持っていなくても、「そのひと」が来ると大騒ぎ

と、特定のひとを見ただけで、「死」を連想するようになったのです。

この性質を利用し、そっくりの模型をつるしておくだけで、カラスが近寄らなくなるというデータもあります。動かずにじっとつるされている様子から「死」を連想できるだけの知能を逆利用するのです。ワイヤー製のハンガーは「巣」の材料として持ち去られることが多いので、ベランダを荒らされた!ひとは、カラスよけの模型を試してみると良いでしょう。

■まとめ

 ・カラスは、死んだ仲間を見つけると「お葬式」をするが…

 ・お葬式は名ばかりで、自分が被害に遭わないように「学習」しているらしい

 ・カラスは仲間の死に、異常なほど敏感

 ・死骸に見せかけたそっくりの模型を逆さづりにする「カラスよけ」も存在する

(関口 寿/ガリレオワークス)

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