「下着ドロ」高木復興相だけではない…永田町「性的倒錯議員」伝説

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本人は週刊誌報道を否定(高木毅復興相HPより)
本人は週刊誌報道を否定(高木毅復興相HPより)

【朝倉秀雄の永田町炎上】

小渕や松島の先例に懲りなかった安部総理の閣僚人事

 10月9日、東京地裁は小渕優子元経産相の元秘書で「国家老」として「田舎のお姫様」の小渕を掌の上で転がしていた群馬県中之条町の前町長、折田謙一郎に禁錮2年・執行猶予3年の刑を言い渡した。秘書の加部守喜も禁錮1年・執行猶予3年有罪判決だった。

 政界の“泥水”を知らない浮き世離れした裁判長は、政治資金収支報告書への虚偽記載期間が2009年から2013年まで5年にも及び、額も3億円を超えることから「政治活動に対する国民の監視と批判の機会をないがしろにしており悪質だ」と指摘している。

 しかし、国民が知りたいのは、3億円もの裏カネが何に使われたかだ。公職選挙法第249条の2はいかなる名目を問わず政治家が自分の選挙区内で寄付をすることを刑罰をもって禁止し、同条の5は後援会からの寄付をも禁じている。だが、誰もそんな法律は守りはしない。

 地盤を培養し、後援会組織の引き締めを図るためには各種団体などの会合の会費、中元・歳暮代、香典や結婚祝金などの冠婚葬祭費、空手大会や柔道大会、夏祭りの賛助金と湯水のようにカネがかかる。子分である県議や市議には定期的に“小遣い“もくれてやらなければならないし、いざ地方選ともなれば、“陣中見舞い”を弾む必要がある。そんな違法な出費を捻出するためには収支報告書に記載しないか嘘の記載をするしかない。

 そもそも事の発端は飲食・交際費などの簿外支出が行なわれ、これを使途の説明がいらない「事務所費」に紛れ込ませて処理してきたことにあるとされるのだから、小渕は3億円もの不透明なカネが何にいくら使われ、公選法が禁止する違法な寄付がなかったのかどうかなどについて明らかにすべきだ。だが、第三者委員会の報告の後に開いた記者会見でも説明責任を果たさず、惚けてしまっている。

 脛に傷を持たない国会議員などほとんどいないとなれば、誰を大臣にしようが必ず「政治とカネ」を巡る醜聞は噴出する。今回の内閣改造でもさっそく森山裕農水相に金銭スキャンダルが持ち上がった。自分が代表を務める選挙区支部が「談合で鹿児島県から指名停止処分を受けた業者から献金を受けた」との疑惑が持ち上がり、馳浩文科大臣も代表を務める選挙区支部も国や石川県から補助金を受けている企業からの献金を受けたとされている。これらは法文上は必ずしも違法とは言えないが、道義的責任は免れないだろう。

 最も違法性が高いと思われるのは、島尻安伊子沖縄・北方相が名前と顔写真が入った「カレンダー」を選挙区内に配ったことだろう。筆者が最初に仕えたⅠ代議士などは小学生の国会見学の際に自分の全身写真が入ったカレンダーをバスの中で「お土産」に配り、「お父さんやお母さんがよく見えるところに貼ってね」などと言ってあどけない子供まで利用して集票の道具にしていたくらいだが、むろん松島みどり元法相の「うちわ」の配布と同様、公選法が禁止する寄付に当たる可能性が強い。

変態議員はまだまだいた! 性的倒錯者の多い永田町

 まあ、ここまでは「よくある話」だが、まさに前代未聞、唖然とさせられるのは『週刊新潮』と『週刊文春』の両誌が伝える高木毅復興相の「下着ドロ」と「露出症」疑惑だろう。高木はこれを真っ向から否定しているが、『新潮』は記者が現地まで足を運んで被害者の妹から証言を得ているのだから、信憑性は高そうだ。

 ちなみに人間の性に関する行動において、精神医学における病理的な精神疾患と診断される症状を「性的倒錯(パラフィリア)」と呼ぶ。加虐性愛(サディズム)や被虐性愛(マナヒズム)、小児性愛(ペドフィリア)などが典型例だが、女性本体よりもブラジャーやパンティ、ストッキングなどの代替物に異常な性的興味を抱く下着性愛(アンダーウェア・フェティシズム)や露出性愛(エキジビジョニズム)なども含まれる。報道が事実なら、おそらく高木は下着フェチと露出性愛とを併せ持った性的倒錯者である可能性が高い。

 実際、国会議員にはありきたりのセックスでは満足を得られない者が多い。名前は憚るが、大臣を何期も務めたある派閥領袖クラスの大物代議士のセックスはかなりマニアックで、秘密SMクラブのメンバーだと言われているし、かつて「政界一のスキャンダル女王」にして「ぶってぶって姫」などと呼ばれた民主党の姫井由美子元議員にも「変態趣味」が取り沙汰されたことがある。

 それだけではない。民主党の現役議員H・Sは女物のパンティを穿いて議場に出てくるとの噂が絶えない。何と言っても傑作なのは、上半身にワイシャツとネクタイを着け、ズボンを脱いで下半身だけ露出するといった奇態なイデタチで「俺は特殊な環境でないと興奮しないんだ」などと嘯きながら、議員会館の議員執務室や議員宿舎の浴場で公設女性秘書に挑みかかり、おまけに秘書給与をネコババして裁判所に訴えられた民主党のW・T元議員だろう。これもー種の性的倒錯だ。変態ではないが、醜態を隠した議員はまだいる。

 当時、名前を聞けば誰でもわかる某女性衆議院議員と事実婚の状態にありながら、N衆議院議員の住む議員宿舎でNの娘で秘書でもあったY子のベッドにまんまと入り込んだT・Y参議院議員だ。「いざ発射」というところで突然、N代議士が帰宅。ロから心臓が 飛び出すくらい驚いたT議員は、泡を食って下半身を霧出させたままズボンを手に持って一目散に逃走したというのだから、まるでマンガの世界だ。いずれにせよ、閣僚への抜擢には相当に念の入った「身体検査」が必要だ。安部総理の辞書には「反省」という言葉はないのかも知れない。

朝倉秀雄(あさくらひでお)
ノンフィクション作家。元国会議員秘書。中央大学法学部卒業後、中央大学白門会司法会計研究所室員を経て国会議員政策秘書。衆参8名の国会議員を補佐し、資金管理団体の会計責任者として政治献金の管理にも携わる。現職を退いた現在も永田町との太いパイプを活かして、取材・執筆活動を行っている。著書に『国会議員とカネ』(宝島社)、『国会議員裏物語』『戦後総理の査定ファイル』『日本はアメリカとどう関わってきたか?』(以上、彩図社)など。最新刊『平成闇の権力 政財界事件簿』(イースト・プレス)が好評発売中
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