北朝鮮にアフリカから痛烈な一撃…「国交の価値なし」 (2/2ページ)
そして最近、韓国を訪問したカーマ大統領は北朝鮮との断交理由について、あれほどの反人道国家とは「関係を維持する価値がないと考えた」と語り、北朝鮮を無慈悲に切って捨てたのである。
もっとも、ボツワナ政府は断交宣言時、北朝鮮の国民に対しては慰問のメッセージを発しており、その批判が普通の人々に向けたものではないことを明らかにしている。
それにしても、北朝鮮はこうした批判に対し、口にするのも憚られるほどの口汚いヘイトスピーチで応ずるのが常であるのに、今回はまだそれが聞こえてこない。
人口約200万人のボツワナは隣国・南アフリカでかつて行われていたアパルトヘイト(人種隔離政策)に強力に反対した歴史を持ち、アフリカでは最も政治・経済・治安の安定した国とされる。
北朝鮮がアフリカ諸国に接近する上でのお題目は、「ともに手を携え、欧米帝国主義を打倒しよう」というものだった。しかし、ボツワナは小国ながら、彼ら自身のやり方で国づくりを成功させた。
そんな国からの批判には「さすがに返す言葉もない」と感じているのなら、北朝鮮の支配層にもどうにか人間味が残っているものと思いたい。