仕草が可愛いっ!幕末の浮世絵師 月岡芳年が描いた「猫」がステキすぎるよ
幕末から明治初期にかけて活躍した浮世絵師 月岡芳年。河鍋暁斎と並んで最後の浮世絵師と称される月岡芳年の作品はJapaaanでは何度もご紹介してきました。月岡芳年の作品紹介はこちらからどうぞ。
月岡芳年は12歳で歌川国芳に師事した人物ですが、作風は国芳とは違う雰囲気で、無惨絵なども数多く残しました。猫を描いたら天下一の国芳の門人ということで月岡芳年の描く猫も気になるところ。
そこで月岡芳年が描いた猫を色々調べてみましたが、これがまた可愛い猫を描くんです。美人画の中に描かれた猫が多いので、どちらかというと可愛いというよりも綺麗といった感じですね。猫がよくする仕草がとても忠実に描かれていて、そこも見所。
今回は月岡芳年が描いた浮世絵に登場する猫をまとめてみました。月岡芳年が描いた猫を取り上げることというのはあまりありませんが、とっても素敵な作品が多いので是非チェックしてみてください。
美術世界より [画像を拡大]女性に抱かれた猫の嬉しそうなこと。目尻の下がり具合がハンパないです(笑
新柳二十四時 午後二時 [画像を拡大]実に無愛想な猫。猫っとこういう表情しますよね。
出典:ヤフオク!
新柳二十四時 午後二時(アップ) [画像を拡大]新柳二十四時 午後二時の猫のアップ。実にふてぶてしいツラです。
出典:ヤフオク!
風俗三十二相 うるささう [画像を拡大]月岡芳年の代表作 風俗三十二相より。女性も美人なら猫も美人。毛並みが細かく表現されていますね。
出典:太田記念美術館
古今比売鑑 薄雲 [画像を拡大]花魁に抱かれる猫ちゃん。花魁の羽織ものにも猫が描かれているところが洒落ていますね。
出典:子猫のへや
近世人物誌 [画像を拡大]子供が抱えられぐっすり。月岡芳年が描く猫はこういった白黒のブチ猫が本当に多い。
出典:浮世絵の猫
風俗三十二相 あったかさう [画像を拡大]本を読む女性の側でスヤスヤ眠る猫。
猫鼠合戦 [画像を拡大]こちらはテイスト変わってコミカルなタッチの猫。猫鼠合戦より。
出典:浮世絵の猫
猫鼠合戦 [画像を拡大]こちらも同様に猫鼠合戦より。美人画に描かれる猫と雰囲気は全く違いますが、どちらのテイストの猫が好みですか?
出典:浮世絵の猫
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