【アニメ漫画キャラの魅力】巧みな威圧で相手を操る!オールマイティなブロッカー「松川一静」の魅力『ハイキュー!!』 (2/2ページ)

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■情熱と冷静

 ミドルブロッカーである松川は、前衛でのブロックもさることながら、アタッカーとしても高い技量を見せます。また、試合中に追い詰められ、自身の攻撃を防がれたり防御を破られても、感情的な叫びや表情は少なめ。しかし、それは決して冷めているわけではなく、静かに闘志を燃やしてプレイする、松川はそんなタイプの選手なのかもしれません。相手へと圧をかけるその姿は、なかなか不気味な怖さを持ち合わせています。

 ところで、対烏野戦にて及川の観察眼に松川は「やっぱお前とはトモダチになりたくねーなー」と、大変冷たい言葉(笑)を投げつけます。その言葉に及川も「チームメートの弱みを握ってどうすんのさ!!」と焦っていましたが、まるで自分と及川は友達ではないような言い草・・・?及川は「松つん」とあんなに親しみをこめて呼んでいたのに、冗談とはいえ、なかなかに辛辣な松つんなのです。

■この仲間達と共に

 ネタバレとなりますが、コミックス17巻のおまけ漫画でのエピソードでは、烏野との再戦で敗退した青葉城西。三年の松川達にとってはこれが最後の“高校バレー”であり、負ける事それ即ち引退。部活としてのバレーそのものが終わってしまいました。その抑えようのない憤りや思いをぶつけるように、三年生全員で学校の体育館に戻ってミニゲームをおこなうのですが、解散しようしたその時に、主将である及川が仲間へ「3年間ありがとう!」と叫びます。

 その言葉に感極まったのか、シャツをたくし上げ顔を隠すようにして泣く松川。試合に負けた瞬間さえ顔を歪ませながら耐えたにも関わらず、泣き顔を見せぬよう静かに、それでも他の仲間と共にボロボロと涙をこぼしながら泣いているであろうその姿・・・。なかなかグッとくるものがあります。いつも静かで冷静に見える松川ですが、その胸の内には仲間達への熱い思いがあるのです。チーム内では淡々と自分の成すべき役割をこなし、決して派手ではありませんが、熱い闘志と仲間への思いを胸に秘めた彼の思い。それこそが「松川一静」の何よりの魅力ではないでしょうか。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:高塔(キャラペディア公式ライター)
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