赤ちゃんから口臭が…何が原因なの? 健康面は大丈夫?
赤ちゃんは、黒目がちの目、小さな手足、すべすべした肌に至るまでかわいらしく、魅力的です。そしてミルクのような甘い、何ともいえない幸せな「赤ちゃんのにおい」がします。
でも、毎日赤ちゃんと一緒にいると、赤ちゃんの口臭に気づくことはありませんか? 今回はこの気になる赤ちゃんの口臭について、歯科医師から聞いた内容をお話ししたいと思います。
息ににおいがあることは普通のこと! 赤ちゃんでも大人でも、息ににおいがあることは普通のことです。赤ちゃんは母乳、またはミルクを飲んで生活していますから、赤ちゃんの口は通常、発酵したような少し酸っぱいにおいがすることが多いものです。多少異なる匂いがしたとしても、ごくわずかなケースを除けば、それほど心配する必要はないでしょう。
よくある赤ちゃんの口臭の原因には、
1. 歯磨きが上手にできていない
2. 口の乾燥
3. 濃い味の食品
などがあります。
歯磨きが上手にできていない まず、最も多い原因として考えられるのは、口の中の衛生状態です。赤ちゃんはもちろん、自分ではうがいや歯磨きができないので、舌や口の中に雑菌がついたりすることが多いものです。
また歯が生えてきたときも、歯ブラシでの歯みがきに慣れなくて、なかなかうまく歯を清潔に保てない、ということも多いようです。赤ちゃんのうちは、こまめに水分を摂らせたり、歯ブラシが使いにくければ口の中を湿らせた柔らかいガーゼで拭いてあげたりして、口の中を清潔にしてあげましょう。もちろん少しずつ、歯の成長とともに歯ブラシを使う練習をしていくことも大切です。
口の乾燥 口の乾燥も、赤ちゃんの口臭の原因になることがよくあります。特に鼻がつまって口呼吸が増えたとき、熱があるときに起こりやすいです。また、寝起きも口が乾いて強いにおいを放つことがあります。予防するには、こまめに水分をとらせて、口腔内の乾燥を防ぐことです。
濃い味の食品 ときどき見られるのが、市販の味の強い、糖分や油分を多く含む食品を与えることが多いために、口臭が出てしまっている例です。濃い味のものに含まれる砂糖や脂肪などは細菌が繁殖する温床になってしまうので、できるだけ薄味のものや果物などを食べさせてあげてください。
医師からのアドバイス 赤ちゃんでも、大人と同じように体調や食べるものによって、ときどき口臭が感じられるのは、ある意味当たり前のことなのです。特に、食べるものの種類が増えてくると、その匂いが感じられたりすることもあります。あまり気にしすぎず、虫歯など、口腔内の衛生面と水分の補給には気をつけながら、大らかな気持ちで暮らしていきたいですね。
(監修:Doctors Me 医師)