多忙な学生に朗報! バイトと勉強でダイエットができるってほんと? (2/2ページ)
日常生活でどれくらいのカロリーを消費しているのでしょうか? エネルギー代謝率(RMR)を比較すると、
・電車やバスで座る vs 立っている … 0.2 vs 1.0
・ゆっくり歩く vs はや足 … 1.5 vs 3.5
・ラジオ体操 … 3.5
・毎分120mの速さでジョギング … 6.0
と、キツい運動ほど代謝率があがるのは当然ですが、
・10分間のジョギング = 1時間の通学中「座らない」
は単純計算で同じカロリーを消費することになりますので、ときどきキツい運動よりも、毎日起きるイベントをうまく利用するほうが得策だとわかります。
■じつは「赤字」なカロリー収支
学生生活で、カロリー消費量の多いイベントは何でしょうか? 女子大生およそ100人におこなった調査では、アルバイトがダントツの1位、2位はなんと「勉強」だったのです。
アルバイトをしていると答えたひとは約30%、1日平均は4~5時間で、これをカロリーに換算すると720~840kcalに相当、行き帰りのエネルギーも加味すると1,000kcal近くも消費していることがわかりました。スポーツは平均1.5時間程度で350kcalと高密度なものの、トータルではバイトを下回る結果となりました。
2位の「勉強」も同じ原理で、代謝率はそこそこですが平均4時間と長いため講義を受けるだけでも350kcal弱、予習・復習や通学のエネルギーも加算すると800kcal弱と、バイトにひけを取らない消費量になることがわかりました。つまりは勉強とバイトをガンバり、学生らしい生活を送っていれば、カロリーの過剰摂取は気にする必要はない、と結論づけられるのです。
摂取量2,000kcalのうち1,100kcalは基礎代謝なので、なにもしなくても残りは900kcal。ここからバイトと勉強で1,700kcalも使うと「赤字状態」になるので、食事制限は不要どころかかなり危険ですね。おなかがすいたら食べ、食べ過ぎちゃったと思ったらバイトに勉学にいそしんで健康的に「消費」してください。
■まとめ
・女性の摂取カロリーの目安は2,000kcal、このうち1,100kcalは基礎代謝で消費される
・弱めの運動を長時間続けると、短時間のスポーツよりも多くのカロリーを消費する
・女性大生の場合、勉強とバイトで1,700kcalも消費するデータあり
・ややもするとカロリー不足になるので、おなかがすいたらガマンせず食べよう!
(関口 寿/ガリレオワークス)