サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「タガノエトワールの一発ある!」 (2/2ページ)
ということで、穴党としては古馬に目を向けてみたい。その古馬では、やはり4歳馬だ。サラブレッドが最も充実するのは4歳秋。データからも3歳馬に続くのは4歳馬であることがはっきりしている。4歳馬は02年以降、4勝、2着3回だ。
では、その4歳馬の筆頭となると、昨年の雪辱を期すヌーヴォレコルト(ラキシスのクビ差2着)だが、確かにここ目標にすばらしい状態を誇っているが、穴党としてはこの馬を本命視するわけにはいかない。
続く4歳馬は、これまた本格化してきたマリアライトということになる。が、穴党としては当然ながら人気薄の馬タガノエトワールを本命視したい。
1600万条件を勝ち上がっての挑戦。格下と見られてもしかたないが、しかし未勝利を勝ち上がったばかりの昨秋のGIIローズSで2着。続くGI秋華賞で小差の3着に頑張った力量馬。能力的には断じて格下ではないのだ。
さすがに、その後は体調を崩して好結果を出せないでいたが、それが休養を挟んでこの秋、使われて3戦目。大幅な良化ぶりを見せているのだ。
1週前の追い切りでは反応鋭く好時計をマーク。
「デビュー以来、最高の状態。春とは比べ物にならない」と、松田博調教師はじめ厩舎スタッフが目を細めるほどだ。
血統的には超一流とは言いがたい。が、この馬を活躍馬たらしめているのは母系の配合にある。母の父からサンデーサイレンス×トニービン×ノーザンテーストと大成功した種牡馬を代々交配してきたのが、花開いたと言えるのではないだろうか。
バランスの取れた好馬体からも能力の高さが見て取れる馬。天高く馬肥ゆる候──。晴雨にかかわらず“一発”があっていい。