「資生堂」が方針変更!会社も社員も幸せになるために必要なことって?
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昨今の日本経済社会のキーワードとも言える、“少子化対策”“女性の活用促進”“労働職確保を通じた経済成長促進”。その流れに逆行するかのように、“資生堂ショック”のニュースがメディアで大きく取り上げられました。当企業で働いていなくても、働くママさんなら少なからずショックを受けたことでしょう。
女性が働きやすい企業として有名な資生堂が子育てママの雇用に関する方針を転換することで、追随する会社もきっと出てくることでしょう。これまで恩恵に与ってきたママ社員達にはキビシイ転換となりますが、変わり行く企業社会のなかでいかに対応していくかが今後のママ社員の途かもしれません。
そこで、働くママが多いフランスに住むファイナンシャルプランナーの筆者が、フランス女性がいかに仕事と育児を両立しているかを紹介します。
■家事で時短
フランスの働くママが一番実践しているのが家事の手抜き。野菜なんていちいち包丁で切りません。フードプロセッサーでガー!というのが彼女達の切り方。
もっと時短したいのか、野菜は水煮缶しか買わないママもいるほど。生野菜として食べるサラダも洗浄済みの袋入り。当然食後の洗い物は手ではなく食洗機。買い物はインターネットで事前に注文して取りに行くだけと、買い物時間も短縮を図っています。
■仕事の時短は3歳まで
小さな子供を持つ働くママは、できるだけ子供との時間を作るため、時短労働を選択したいのは当然でしょう。フランスでも同様です。
ただし、時短は子供が3歳になるまで。というのも、子供が3歳になるまでは、労働縮小に伴う給与削減に対する政府補助があるのです。補助が得られなくなってまで時短で働く人はいません。子供との時間も大切ですが、フランス女性は正常勤務で収入を得ることが重要なようです。
■自分だけで頑張らないで人に頼る
共働き&子育て夫婦の多いフランスでは、家事と育児は夫婦で分担が一般的です。
ママの帰宅が遅くなるなら、お迎えや夕食準備はパパの担当。子育てもしかり。保育ママの利用は保育園に空きがない場合だけではありません。子供の送り迎えや両親が帰宅するまで子供の相手を依頼したり、なかには宿題を見てもらうなど、様々に頼っているのです。
■検討してみたいシッター利用
資生堂の今回の改革で、家族の協力が得られない場合はベビーシッターの補助を出すなどの企業支援もあるようです。しかし、これは女性に優しい、かつ大企業だからこそできる支援かもしれません。同様な支援制度を望めない企業だってあるはず。
しかし、仕事と子育てを両立させるためには、やはりシッターなど、他人の力を借りることも必要でしょう。
厚生労働省は職場での女性の活躍を支援するため、ベビーシッター費用等の子供の預かりサービスを利用した場合の費用の一部に対し、税制上の所要の措置を講ずる旨、2016年度の税制改正要望に盛り込みました。早ければ、来年からシッターを利用すると税金が安くなるかもしれませんね。
いかがでしたか?
フランスのママさんを見ていると、日本の働くママさんは仕事&育児&家事の両立に、ひとりで頑張っている印象を受けます。栄養を損ねてまで調理の手抜きをすることはありませんが、あらゆる面でもっと手抜きをしたり、他人の手を借りても良いのではないかと思います。
仕事でイキイキしているママを見ると、子供も早く自立心が育ち、ママの力になってくれるはず。社員も企業も、そして家族も幸せになるために頑張ってください。
(續恵美子)
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