【Dr.野菜ソムリエのコラム】vol.13:秋深し…キノコの恵み (2/2ページ)

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水分をとばして旨みを凝縮 写真は、和風カレー風味でまとめた、マイタケと豚肉のオーブン焼きです。

マイタケを200℃で20分間ほどオーブンで焼くと、水分が抜けて旨みがぎゅっと凝縮されます。また、キノコの旨み成分であるグアニル酸が、昆布だしのグルタミン酸と一緒になると、風味の良さが倍増しますので、「和風」カレー味にする意味はここにあるのです。

「匂い松茸味しめじ」という言葉がありますが、キノコはそれぞれ独特の香りと味、歯ごたえを持っていますね。エノキダケ、シイタケ、エリンギ…、いろいろなキノコを焼いて、その個性をお楽しみください。


13回にわたり、野菜とからだとの関係を解説してきましたが、野菜が自らを守るべく持つしくみが、同時に私たちのからだを守るしくみでもあることがご理解いただけたかと思います。

これからも、野菜の持つ力の解明が進むことでしょう。五感で野菜を味わえる食卓に、医学的知識のスパイスを添えて、「美味しい!」という言葉が増える毎日になることを願っています。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!

~医師:吉田 菜穂子~


脚注
[※1] Valverde et al. Int J Microbiol. 2015;376-387.
[※2] Feeney et al. J Nutr 2014;144:1128–1136,
[※3] Gaullier et al. Int J Med Mushrooms. 2011;13(4):319-326.
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