破格の松田聖子からドアラ&つば九郎まで…紅白より面白いディナーショー事情
CDが売れない音楽不況のなか、実は絶好調なのが芸能人のディナーショーだ。毎年クリスマスシーズンに合わせて全国のホテルで行われ、今年も11月下旬の松田聖子のショー(横浜)を皮切りにスタートする。
「コンサートのチケットはおよそ5千円くらいで高くても7千円くらい。それがディナーショーだと食事付きという名目で値段を高めに設定できる。大きな収入源の一つになっている」(芸能プロ関係者)
松田聖子の破格チケットは完売状態
現在、ディナーショーの女王として君臨しているのが松田聖子。11月と12月のわずか2カ月で16会場24公演が予定されている。価格も破格で最も高価なチケットは1人4万9500円! 平均が3万5千円といわれるディナーショーの中でも強気な値段設定である。そして、もっと驚きなのがそのチケットがほぼ完売状態ということだ。
「いわゆる聖子ちゃん世代の女性たちの子育ても終わり、ひと段落した世代。青春時代に憧れた松田聖子を近くで一目みたいと会場に足を運ぶんです。リピーターもいて、生歌に魅了される人が多い」(イベント会社関係者)
そして、往年のアイドルらもこぞってディナーショーが決まっている。それぞれチケット代は一人の値段で、玉置浩二4万2千円、工藤静香3万9千円、田原俊彦3万5千円と懐かしい面々が揃うなか、すっかり紅白では見かけなくなった小林幸子も3万3千円で豪華衣装とともに熱唱する予定だ。
そんな芸能人にとって オイシイディナーショーに最近参戦してきたのが、 90 年代に一世を風靡した小室ファミリー。療養中の妻・KEIKOのために働く小室哲哉は2万8千円と全盛期を考えればリーズナブル。
女性ファンの多いhitomiは2万2500円。なにかと爆弾発言で話題の華原朋美は元恋人の小室の上をいく3万2千円で仰天エピソードが飛び出すかも。中堅からベテラン歌手の顔ぶれが多いなか、しれっとディナーショーを始めていたのは、しょこたんこと中川翔子。チケットは売り切れで、会場にはアニメファンが結集するのだろうか。
一方で、ディナーショーは歌手に限ったものではなく、イベント会社とホテルが企画した意外なステージも多い。スピリチュアルな雰囲気でのトークが予想される江原啓之は3万9千円。昨年の大ヒットドラマ『半沢直樹』に出演したのを機に全国区となったイケメン俳優の石丸幹二も2会場が決まっている。
続いて、中日ドラゴンズのマスコット・ドアラと東京ヤクルトスワローズのつば九郎のコラボディナーショーは1万9千円ながら完売。でもいったい何をするのか。マスコットが話すか、バク転をしまくるのか……。
最後に相方の不祥事でソロ活動が余儀なくされているCHAGE and ASKAのCHAGE。チケットは平均的な3万5千円ながら、ASKAの作詞作曲した楽曲は使えるか、定番の曲がダメだった場合は何を歌うのかが気になるところ。 正月を前に荒稼ぎする芸能人たちだった!?
(取材・文/横島忠彦)