就活に対する不安を取り除こう! 就活準備段階で取り組んでおきたいことまとめ (2/2ページ)
しかし、「身近で見聞きしたことがあるデパートや銀行…を調べて、それぞれで実現したいことを作って就職先を決める」のでは安易です。
そこで、網羅はできないが、ある程度の広さと納得性をもてる業界研究の第一歩として、「国の経済政策」を調べることを提案します。
国は、例えば「観光立国の実現。2020年に向けて、訪日外国人旅行者数2000 万人」という目標を掲げ、この実現に向けて、首都圏空港の強化や郵便局やコンビニエンスストア等での外国人旅行者への観光情報提供や多言語対応、無料公衆無線LAN 環境整備を促進しています。この結果、民間では、設備や人材への投資が活発化します。つまり、国の経済政策と連動する業界には成長性や活気があり、停滞、衰退している業界よりも、仕事を通して実現したいものを見つけやすい状況にあるわけです。
観光立国は一例にしかすぎません。他にも、「次世代都市交通」「先端ロボット技術によるユニバーサル未来社会の実現」「日本式医療サービスの国際展開」「対日直接投資の拡大」…と、国には多くの目標があります。まず、これらの中身を研究し、興味がもてた目標に関連する業界を研究しましょう。
5.実現したいことがあるから自己PRを作れる
「就きたい仕事が見つかった。だから、その仕事で活かせる自分の武器は何かを確認するために自己分析をしよう。自己分析で仕事に活かせる自分の武器が見つかったから、自己PR作りに着手しよう」…就活をスムーズに進めるためにも、取り組む順番を誤らないで下さい。
国の経済政策をヒントに成長性のある業界を発見しましょう。成長性ある業界は、停滞・衰退する業界に比較して、仕事を通して実現したいことを設定しやすいのです。
文◯岡 茂信 (おかしげのぶ)
現在東証1部の情報システム開発企業での採用選考経験を元にジョブ・アナリストとして独立。大学及び就職イベントでの講演、有名企業に対し採用アドバイスを実施。著書に「就職活動がまるごと分かる本」「エントリーシート完全突破塾」「適職へ導く自己分析」がある。また、「岡茂信の就活の根っこ」(http://ameblo.jp/okashigenobu/)で就活の土台となる旬な情報を発信している。